JKたちの他愛もない会話
朝8時前。
普段なら朝のラッシュで電車も満員の時間だが、
今日は土曜日で、座れるほど空いていた。
今日はそんな朝、隣に座った女子高生たちの日常のお話。
登場人物はA子と途中の駅から乗ってきたB子。
A子は髪が長く、どちらかといえば人をぐいぐい引っ張りそうなタイプ。
対して、B子はボブよりちょっと長めのカットで、A子よりはちょっとおとなしい感じだが、今時のJKって感じの子。
途中駅でB子が乗ってきてから、矢継ぎ早に展開される色々な話題が面白かった。
A子は空いていた、僕の隣の席に腰掛ける。
そして途中駅からB子が乗ってきた。
だがあいにく空いている席はなく、B子はA子の目の前に立った。
「おはよう〜、今日座れたんだね、よかったじゃん」
と、B子は笑顔でA子に話しかけた。
「そう、座れたよかった」
「てか、今ちょっとキュンとした」
と、A子はB子の笑顔の感想を漏らした。
「え、まぢ、なにそれ・・・」
とB子は、はにかんだ。
B子はスマホの時計を見ながら、
「今日いつもより電車遅いね」と、言った。
「そう、だから遅刻ギリギリかもしれない」とA子がちょっと下を向いて言った。
「てかB子のクラスさぁ、朝の点呼って誰がやってるの、先生?」とA子。
と、話題は朝の点呼の話になる。
「うちのクラスさ〜、先生じゃなくて、クラスの人がやってるから、結構厳しいんだよね」
「8時ジャストだと遅刻にされちゃうの」とA子。
「へぇ、そうなんだ」とB子。
「スマホの時計見せて、まだ7:59じゃんって問い詰めたんだけどさ」とA子。
と、朝の点呼の話で盛り上がる二人。
すると、突然思い出したかのように、
「あ、お弁当忘れた・・・」とB子。
どうやら家に忘れてきてしまったようだ。
「ドンマイ!」
とA子が、テンションが下がっているB子をなだめる。
そして話題はその後、B子の帰り道の話題になり、その後、彼女たちは他の2人隣同士で空いた席に移っていったので、その後の話の展開はわからないが、たぶん5分か10分ぐらいの間だったろうか、展開される会話が面白くて、ずっと聞いてしまった。
ちょっと小説家みたいに、うまく文字に表せないところが残念ではあるが(汗)
というわけで、昨日の朝の話題でした。