小湊鉄道・「構内食堂企画」イベントレポ
※今日のnoteは鉄道ネタだらけの記事です。あらかじめご了承ください。
今日は千葉県のローカル線・小湊鐵道線で行われた「構内食堂企画」というイベントに参加してきました。
イベントの内容は、小湊鐵道線の起点である五井駅に車庫や整備を行う検修庫があり、普段は入れないそのエリアの見学(説明ももちろんある)と、列車内でのお弁当を食べられるという企画(列車は動かない)。
小湊鐵道といえば、写真を撮る人にはおなじみかもしれませんが、とりあえず場所とか路線の説明をしておきます。
小湊鐵道は、千葉県の房総半島の内陸部を走るローカル線。
JRではなく私鉄線。
千葉駅からやや南にある五井駅(千葉県市原市)から内陸部の上総中野駅までを結ぶ全長約40kmの路線で、写真のようなどこか古くて懐かしい感じの列車が走っています。
電車ではなくディーゼルカーが走っていて、駅も無人駅で木造だったり、単線の駅だったりで、令和になった今も昭和の雰囲気を残す貴重な鉄道です。
その雰囲気から、ポートレート写真やプロのCM・PV撮影のロケ地に選ばれたり、春は菜の花がたくさん咲き乱れたくさんの人が訪れたり、千葉県では有名な観光路線でもあります。
そんな小湊鐵道の裏側が見れるとあって、結構人気イベントかなと思いきや、今日は募集定員の半分ぐらいしか人がいませんでした。
宣伝が足りないのか、それとも参加費用の問題か。
でも心持ち、このくらいの少人数で、人も密にならずに楽しめてよかったなぁと思っています。
そんなわけで、今回見させてもらったところをいくつか紹介。
出迎えてくれたのは、まずは車庫の車両たち。
1両だけなんだか色が違う子、いや失礼、車両がいますね。
これについては後ほど・・・
まずは木造でできた車庫と、昭和35年生まれのめちゃくちゃ年代物の車両。
今回は車内も見せてもらうことができました。
この車両はキハ5800というそうです。
詳細は上記リンクを見ていただければと思います。
ここで気になったのは網棚の形状。
見たことない感じでしたよ。
そして網棚の下には、フックがついていました。
担当の方の説明では、フックがなんでついていたのか理由は定かではないそうですが、もしかしたら洋服をかけたりするためではないか?という話でした。
あとから思いましたが、時代的に男性が帽子をかけるためにあったんじゃないか?なんて思いました・・・
そして車両の研修庫。
こちらも木造だそうですが、梁がしっかりしているため、東日本大震災の時も倒れずびくともしなかったそうです・・・すごい。
そしてこれらは車両の先頭につけていたヘッドマーク。
右側の2つ「おもいで」となっているものは、小湊鐵道が運転している「里山トロッコ」の車両を学校単位で貸切列車として運転する際につけているそう。
「新型コロナウィルスで修学旅行に行けない子供たちのために、せめていい思い出を」ということで作ったそうで、この大変な情勢下、こういうホスピタリティがいいなぁって思ったお話でした。
検修庫には保有車両の状況についた黒板が。
なんとも味があるなぁと思いましたね。
車両数が少ない、古い車両だからこそのなんとやらでしょうか・・・
そしてそして、今回自分が一番期待していたのはこれ!!
キハ40!!!!
小湊鐵道ではまだ正式にプレスリリースを出してないので、詳しくは書けませんが、今後営業運転するかもしれないそうです。
色をどうするかとか、あるいはなぜこの車両・車番のものを選んだのかなんて話も、案内してくれた社員の方からお話が聞けました。
今回はこのキハ40の中で配給されたお弁当をいただくことができまして、イベントの最後に楽しませていただきました。
車内は以前のまま。
トイレももちろんそのままでした(和式でした笑)
また今後、小湊鐵道の所有車両との併結運転も視野に入れているそうで、その姿を見ることもできました。
Twitterの方にそのシーンを一部載せたのでご覧ください!!
まだまだ載せたい写真もありますが、まだ12月に2回目の開催もあるそうなので、この辺で。
参加してみたいなって方は、ぜひリンク先を確認してみてください。
というわけで、久々に鉄道イベントに参加してきたレポートでした!!