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Chris

「コンッ!コンッ!」

来たか、と僕は思った。

「コンッ!コンッ!」



「ドンッ!ドンッ!」

僕は、結局、扉を開けなかった。

Chirs の足音が遠ざかる。
Chirsは、明らかに怒っている。

どうしようもなかったんだ。

オーストラリアでは、21歳が人生の大切なターニングポイント。
多くの友人や彼の両親、兄弟を招待して、Chirsの誕生日パーティーが盛大に行われた。
盛大に。僕らのシェアハウスで。。。

レバノンからの留学生 Brianは、その日の朝、早々に部屋を開け、彼女のところに転がりこんだ。
僕は、知らなかった。あの夜、あんなことになるとは。

僕は、Chirsとは、生涯、友人関係を続けられると、漠然と思っていた。
僕のミス。。。なんだろうね。
僕の性格の。。。せいなんだろうね。たぶん。

つづく、かも

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