自分から友達など身近な人が離れていく時期がくる理由と対策
どーも、西村敏です。
最近「身近な人」から距離を取られている、なんだか前と比べて誘われる回数が減ったな、と感じることが多くなっていませんか?
私の場合は会社員を辞めた頃が身近な人が自分から離れていってるなぁと感じていました。
それから2年くらい人が離れていくことに悩んでいましたね。
最終的には、人が離れていくことに怖さを感じて家から一歩も出ず、誰とも話さない日を1週間も過ごしてしまったなんてことも。
そうしてひたすら悩んで考えることで身近な人が離れていく時期が分かったんです!
おかげで今は、身近な人が離れていかない自分になることができ、新しい人間関係もどんどん増えました。
新しい人間関係が増え続けると、人が離れていく怖さもほとんどなくなるんですよね。
そんな私の経験を元に、今回の記事では「自分から友達など身近な人が離れていく時期がくる理由と対策」をお伝えしていきます。
この記事を最後までお読みいただくと、今よりもっと身近な人と楽しく過ごしていくことが出来るようになりますよ。
では、早速始めていきましょう!
身近な人が自分から離れていく時期に起きていること
身近な人が自分から離れていく時期は以下の2パターンです。
・自分が変化したとき
・相手が変化したとき
どういうことか1つずつ見ていきましょう!
自分が変化したとき
あれは、私が2014年7月に会社員を辞めたときの話。
大卒で入社した会社は規模が大きく同期だけで約200人。
そのうち同じ拠点の同期30人くらいとはかなり仲が良いと思っていました。
実際に会社員を辞めた後も、同期から飲みや、麻雀の誘いをもらっていて一生仲の良い友達でいられるだろうなって思っていました。
でも、起業して約1年後・・・。
同期からの遊びの誘いは一切なくなりました。
そうなると私からは誘いにくくなって、そのままフェードアウト・・・。
こんな感じで私が起業した後に、身近な人が私から離れていきました。
それこそ、会社員時代に合コンで仲良くなった女友達なんて、私が会社を辞めたってわかった瞬間、LINE既読スルーになりましたからね(笑)
今は笑い話ですが、当時の どんどん一人になっていくあの孤独感は、今でも忘れることができません。
ここで当時を冷静に考えると、何が起こったのか。
会社員だったの私が「起業した私に変化」したということ。
さらにその変化で私と同期の間に「同じ会社で仕事を頑張る仲間」という共通点が無くなったワケです。
例えば、同じクラス・同じ部活という共通点が無くなる、つまり卒業するとパッタリと連絡がなくなる、なんてことありますよね。
人は共通点が多い人と一緒に過ごそうとする習性があります。
これはミラーリングという共通点が多い人ほど親近感を抱き、好意を持ちやすくなる類似性の法則です。
さらに、正直に言ってしまうと、私がもし会社に残った側だとしたら、起業して上手くいったヤツとは、あまり会いたくないと思います。
給料の為だけに我慢してやりたくもない仕事をしている自分、そして起業して上手くいっているヤツ、どうしても比べてしまい自分が否定されている気分になるからです。
会う度に自分が否定される人には会いたいとは思いませんよね。
自分が変化すると、相手との間に共通点が無くなります。
そして共通点がなくなると違和感を感じて、自然と相手から距離を置かれてしまうんですね。
相手が変化したとき
そういえば、こんなケースで人が離れていくのを経験したこともあります。
会社員時代に起業を目指して東京のビジネスセミナーに参加したときのことです。
当時の私は仕事を理由に、教わった作業を十分にこなすことができませんでした。
当たり前ですが、セミナーでの仲間はバリバリ作業をして少しずつ収入を出すようになりました。
だんだんとその差は開くばかり。
仲間は、収入が増えた事で飲みに行く店や服装も変わり、遊び方や話す内容も変わってしまいました。
当時の私は、その変化に付いていけなくなり、最終的に仲間たちは私を遊びに誘わなくなり、そのままフェードアウト・・・。
また当時を冷静に考えると、何が起こったのか。
「相手の収入が増えることで相手の環境が変化し、それに私が付いていけなくなった」ということ。
さらにその変化で、私と仲間にあった「同じ価値観を共有している」という共通点が無くなったワケです。
それまで同じ仲間だったのに 「稼いで楽しく遊ぶ!」という価値観が私と共有が出来なくなって距離が出来てしまう…
こうやって、自分は変わらないけど相手が変わると、共通点が少なくなって自分から離れていくということが起こることもあるんですね。
身近な人が自分から離れる理由は共通点の減少が原因だった
自分や相手が変化したあとの「共通点が減る」ということが、身近な人が自分から離れていく理由と分かりました。
変化のきっかけはライフイベント。
つまり転職・結婚・出産などのことです。
ライフイベントは、全員に平等に起こるものではありません。
1つの会社でずっと勤める人がいる一方で、転職したり独立起業する人もいます。
結婚する人がいる一方で、一生独身でいる人や、途中で離婚する人だっています。
私たちは学生時代まで、同じクラスや同じ部活の友人とは、ほぼ同じライフイベントで過ごしてきました。
入学式・進級・運動会・文化祭・卒業式・・・みんなと一緒に経験してきましたよね。
あの頃は、共通点ばかりでした。
ですが、大人になると、自分も相手にそれぞれのライフイベントが発生していきます。
共通点が減るのは当然ですよね。
身近な人が自分から離れる原因は自分の性格が原因ではなかった
人は共通点が多い人と付き合いたいという習性から、共通点が減った人とは離れ、共通点が多い人と新たに付き合いを始めていくのです。
つまり、みんなが自分から離れていく理由は、お互いの変化による共通点の減少であり、誰のせい、ましてや自分のせいでもないということ。
私たちが年齢を重ねて、カラダも考え方も変化していくように、人間関係も変化していくという自然な流れの中で起こっていることだったのです。
でも、ライフイベントに関係なく身近な人が離れていかない自分になるのか?
新しい人間関係もどんどん増えていくように出来るのか?
次は解決策をお伝えしていきます!
身近な人みんながが離れていかない自分になる対策
私は、自分の変化・相手の変化によって人が離れていく経験をしました。
身近な人が離れていかない自分になるには『相手との共通点』がポイント。
でも具体的に何をすればいいか?はわかりませんでした。
「ライフイベントによって変化した自分または相手の共通点を見つけるには?」
「どうすれば身近人が離れていかない方法とは?」
そんな感じでもんもんと悩んでいた時、あるセミナーで知り合った講師の方と話しているときに答えが見つかりました。
私:
「最近、身近な人みんなが自分から離れていく感じがするんです。一体どうしたらいいかわからなくて・・・」
講師:
「今、西村さんの過去の経験から”人が離れていかない自分になる対策”はあります?」
私:
「そうですね~、人間関係の継続には『相手との共通点』が重要なんじゃないかなって感じてます。同じ会社にいる者同士・既婚者同士って同じような人が集まりやすい感じで。」
講師:
「いいところに気付いてますね!そう!『相手との共通点』がほぼ答えですよ(^^)」
私:
「でも、『相手との共通点』はどうやって作ったらいいのかわからなくて・・・。友達が結婚したから自分も、友達に子供ができたから自分もってのはおかしいじゃないですか?」
講師:
「そうですね(笑)。んじゃ、どうします?」
私:
「う~ん・・・」
講師:
「西村さんが考えているように『相手に合わせて相手との共通点を作ろう』としたらたぶん無理ですね。」
私:
「えっ!?ええっ!?」
講師:
「逆に、西村さんはどんな自分との共通点を持っている人と友達になったり、周りにいてくれたら楽しく過ごせますか?」
私:
「あっ!!そういうことか!!」
講師:
「そういうことです(笑)」
【どんな考え方・どんな共通点がある人と過ごせたら、楽しく過ごせるか?】
それが答えだったんです。
その時の私は『人生が良くなるためにもっと変化したい!』と考えていました。
つまり私自身が『人生が良くなるためにもっと変化したい!』と考えている人と友達になればいいということ。
その瞬間、考え方がこう変わりました。
共通点作り=自分を相手の方に合わせる
↓↓
共通点作り=自分の価値観・考え方が相手と同じかどうか
つまり今まで「相手の価値観・考え方」を自分に合わせていたんです。
でも共通点作りの基準を「自分の中心となる価値観・考え方」にすると、無理に相手に合わせる必要がない!
その基準で新たに繋がる人とは、自然と人間関係が長く続くようになりました。
さらに不思議なことに表向きには共通点が少ない人とも友達になれるようになれるんです。
私より年齢が一回り以上の人や年下の人。
ぜんぜん違うジャンルの仕事をしている人。
会社員の人。起業をした人。
独身の人。結婚している人。
生い立ちが全く違っても、関係なく仲良くなれるようになったのです。
ようやく私はこんなことに気付きました。
【一番大切なのは『自分の中心となる考え方が近いという共通点作り』】
私の中心となる考えが近い人はと立場が違っても会話が合うんですよね。
友達:「この前会社で失敗しちゃってさ~」
私:「どんな失敗したん?(笑)」
友達:「いや、笑うとこじゃないしー!(笑)。まぁ(~失敗内容~)で。」
私:「んで、どうしたの?」
友達:「もっと良い仕事の進め方発見したから、実験なう!」
私:「いいね!」
こんな感じで私も相手も同じ価値観・考え方なので、お互い全く違う立場からアドバイスし合っても「そう!それ!」って共感できたりするんです。
つまり『価値観・考え方』という共通点で繋がると、転職・結婚といった変化があったとしてもお互いの共通点は変わらないので、人間関係が長く続きます。
この間、お互いに忙しくて1~2年会ってなかった友人から「久しぶりに会って話ししよう!」なんてメッセージをもらって、本当に楽しく過ごせるようになりました。
こうやって『自分の価値観・考え方』を軸にすると、長く繋がることが出来て自分から離れていかなくなるんですね。
まとめ|身近な人が自分から離れていく時期がくる理由と対策
ここまでお読みいただきありがとうございました。
今回の記事は「身近な人が自分から離れていく時期がくる理由と対策」では、
・身近な人が自分から離れていく時期に起きていること
・身近な人が離れていかない自分になる対策
をお伝えしました。
まとめると、
『相手の価値観・考え方』に合わせるのではなく『自分の中心となる考え方』を共通点にすると、自分から人が離れなくなる!
ということです。
人が集まる人になりたい場合は、ぜひやってみてくださいね!
それじゃあ、またね!(^^♪