低エネルギー、低依存物で成り立てる、ミニマム農業の社会性と経済性を探求したい。


今日は自分の営んでいる農園の目指しているもの、テーマについて簡単に書こうと思います。


まず、僕は畑や野菜のことがとても好きなので、多くの人にそれらの本質的な魅力をお伝えしたいと思っていることと、人が「美味しい!!」ということに幸福感を覚える場面に、素材提供という形でできるだけ多く関わりたいと思っています。

そういったことから、直販型の農産物の販売で消費者とダイレクトに関わりあいながら、軸の強いコミュニティを作ることを大切に考え、農園を運営しています。


また、農園のテーマの一つでもある、大型機械を用いずとも成り立てる「人の力と少しの道具で完結できるシンプル&ミニマムな農生活」が、未来の農業or農的生き方の主流な選択肢の1つとなれるような社会を夢見て、日々試行錯誤の農業ライフをおくっています。

かく乱、破壊、収奪ではなく、自然を尊重し、自然と手を取り合いながら共に進んでいけるような農生活に憧れていることから、原始的な生き方や老子の「無為自然」のような世界観に大きな魅力を感じていますが、その一方で、現代のユビキタスな社会の環境貢献性にも大注目しています。

そんな対極に存在するような価値観をうまく融合させられるような原始的ハイブリッド農業を目指して進んでいく中で、結果的にそれが、人にも環境にも社会にも優しい農業のモデルの1つ として幅広く展開できるようになることを夢見ています。

その理想の未来を追うにあたって、まずは自分がそのビジョンに向かって実践し続けることと、その歩みを外側に発信していくことを大切にしたいと思っています。


僕が魅せられている、植物の根と小さな生物が土を耕してくれることを前提に考えて進んでいく、自然の力を借りながら歩んでいく農業スタイルは、土壌世界の豊かさを効率よく最大化してくれる方法の1つだと個人的には考えています。


また、人間社会の持続性を高めてくれる可能性もあり、生物が生きることに欠かせない重要資源「土壌」の大きな劣化を和らげることにもつながるのではないかと思っています。


加速する多くの環境問題に対しても、自然や多様な生物と共存できる社会を人間が目指していくことはとても重要なことだと考えていますので、そういう側面からのアプローチ法としての魅力も感じています。

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と、上記のような理想を持ってはいるものの、自然と人との関係性はとても複雑なものですので、あまり堅苦しいことは考えすぎず、環境への良し悪しなども計りすぎたりせず、「美味しい、楽しい、自然が好き」など、極シンプルな感情を多くの皆様と共有できるような農園であれることを一番に願っております。


以上、簡単ではありますが、そんなような思いを持って、日々の農生活を猛烈に楽しみながら生きております♪


どうでしょう??なんとなく伝わりましたか??


超簡単にいうと、自然を尊重しながら、使うエネルギーを最小限に抑えて、自分の美味しいと思えるものを作っていたら、結果的に人間の社会にとっても良いことばかりだった みたいなものを目指しています。


もし何か受け取っていただけたのであれば、大変嬉しく思います。


また、同じような思いを抱く方々と知のシェアなどができたら嬉しいと思っているので、この流れで、最近よく考えている、「こんなことを希望している、実現してほしい、あったらいいな、できたらいいな」も書いておこうと思います。


■農生活からの人間社会や自然の持続可能性を考え、人はどうあったら貢献度を高められるのか??
そういう部分に対し、色々な考えや意見を聞きたいですし、多様な層とそういうことを一緒に考えたい。(もっと自分の知を深めたいと思っています)

■SDGs的な視点で見た異業種との協業(同じようなことに魅せられている人たちと力を合わせて進んでいく方法、何ができるかを考えたい)

■刈り草が大量に出るので、3Dプリンタとかでセルロースマルチみたいなものを作れるようになったら嬉しい。
(そういうのって、やろうと思えばもう既にできたりするんですかね??もし詳しい人いたら教えてください)

■上に同じく、刈り草で刈り払い機の燃料などが作れたら嬉しい。
(そういえば、グラソリンってどうなったんだろ??もし詳しい人いたら教えてください)


noteでは、日々の何気ない疑問や自分の考えている課題を上記のように皆さんに訪ねたり、訴えかける場所としても使っていきたいと思いますので、この手の分野に強い方や興味のある方のお力をお借りできたらとても嬉しく思います

どうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m

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