クライミングと身長②
①はこちら
相変わらず難しい問題だなーと思っているのだが、
現時点での個人的な意見・要望を文章で残しておきたい。
私が体感では、現在の弊ジムはこう↓
1.高身長であればあるほど課題が簡単になる。
単に「次の一手に届く・届かない」の問題だけではなく、ムーヴの選択肢も高身長の方が多くなる傾向がある気がする。
「高身長ゆえに難度が上がる課題」は、私が他のクライマーと登って観測する範囲内では、無い。
2.身長・リーチが175-170 cmを切ったあたりから、急激に難度が上がる。
デンマーク人の平均身長が男性で約182 cmなので、そのあたりを基準に課題が作られているように見える。基本的にこの辺りの身長であれば、身長差に由来する難易度の差は小さい。
一方で、175 cm以下のクライマーになると、数センチの身長の差で、難度が大きく変化し、160 cm以下になると、高身長陣と比べて1グレード以上の差が出たり、(幸いごくまれではあるが)本来登れるはずのグレードの課題に可能性を感じることすらできないこともある。
こうして欲しい。
1.低身長 vs. 高身長での難度の差を小さく。
例えば、高身長だと必要がないような、ホールドを追加するとか。対処法はあるように思う。
(→低身長だと、その分、手数が増えるが、次の一手に届くことはできる)。
2.高身長の方が難しい課題・ムーヴの導入。
これは簡単なことではないとは思う。が、いわゆる「狭い課題・ムーヴ」がもう少し増えるといいのかなーと。