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SatoshiIwasa
2024年4月9日 17:32
詩集 掲載 予定 です以前、ココア共和国と、日本現代詩人会投稿欄に、投稿した作品を、詩集に載せる為に、仕立てたものです。約4000字くらいありましたか。すいません、、組版? などを現在、やっておる。出版、は、七月堂さまに、おねがいしています。今年中に間に合えばよいが、、、読んでいただいた方、ありがとうございます。。
2023年6月16日 12:52
また、沢山の励ましのメッセージや応援、ご支援を頂きましたこと、厚く御礼申し上げます。本当は、おひとりお一人にお会いして、しっかりお礼をしたいと思っております。この場で、大変恐縮ですが、感謝感激の気持ちを皆様にお伝えしたいとおもいました。そしてここに、全文、というかデータを公開します。冊子で読んでいただいた方が、モノろして保存できますし堪能できるのかな、とか思っていますので、プレ詩集、ひきつづ
2023年5月8日 13:31
題:木枯らし。背表紙。お金のことばかり。肺を使わない何かの象徴なのだろう。うどんの巣箱の柘植の眉。ありがとう、ハクビシン。その犬でも猫でもない骨格が蓄音機を忘れさせない。水彩の絵の具を重ねていく。それは果物を犬歯で咬むこと。異なる重力を描こうとして食べ物を残せる人の手帖になった後、西鉄福岡(天神)と予測変換であらわれた文字をそのまま並べてみる。今日は捕虜の経験者が老人ホームの集会を木星でやる日。そ
2023年4月10日 12:55
脱ぎ捨てられた長靴が田植用ではないという噂で満ちた木立。形容詞の鹿は異なる重力で風にのり、風はテレビから吹きはじめた。魚卵が浮いている。それだけで夜の闇が広がった。納屋は摩擦であふれていた。オルガンの音のように、ただ果実が熟すのを待つ。屈葬の話をし出すと親戚中若返る。そして鹿が駆けるように午後は、イヤリングになった。喪服からのぞく素足を気にする女性達。 「一度でいいからストリップを観
2023年4月11日 19:23
ンヌん、、ァぉお(゛めっ、ァやンまさ、ッホ犬ルンコば棄でっ(゛こォ、、どォ、ニ謂わっッちゃダンば。ェあァ(゛かノィ犬ルンコンばェ、ヌオお(゛めっヌッ雌スィインルっコヌィ血ィ見ィ(゛て、キちィんんォポッ、おホッとォタとァッ(゛て(゛て、わァあハ、めィが(゛けェ(゛てィはァ、ンわシャどッさきぃ(゛てなネぃぁおらハァおらハぁ、、どオ、ぅばァォ婆ッさッ、、、ヌん、ヤわ(゛かったア、ヤわ(゛か
2023年4月13日 21:24
川の淵の時計のように揺れるところだけ柔らかく触れ、姪は少尉のことを筆記体で綴ろうとした。荷物を持たない姪の手は倫理の外にあり、液体の郵便を待っている。日光を透過させる耳。ホウセンカの種子を指でこすったことがあっただろうか。毛糸の小鳥が飛び出す仕掛け絵本に触れたとき姪は、犯罪をそっと皮膚でおこなう青年に懸想して、夏野菜を皿のすみに残した。シメスヘンという部首を何度も練習する直後になると思うから、潤沢
2023年4月24日 10:40
悪く言うと、あなたが悪いです。木製の選挙カーが具体例のように素通りする、ここは中選挙区です。あなたに似合います。猫をころした話。水はけのよい土。世間話の絶えないところで、あなたは、噂の美味い人。トイレの行き方が上手です。論理的な口紅。春風のようなあなたの歯並びが、極論を受け付けないことを知っています。わたしの口調は、ボランティアのように冷酷だったでしょうか。あなたがおもむろにトイレへ立とうとす
2023年4月25日 16:53
水田が わたしの子を 孕んだ水田はずっと 故郷での暴力を 恥じていたその頬は 色彩が簡素で やわらかくはなかったわたしは 水田におりるときはいつも 迂回することにしていた迂回によって 舌で 水田の窪んだ眼窩を 愛そうとする行為がはじめられるような 気がするからだった夕暮れのあらゆる父親の 浮き上がった鎖骨を 撫でながら水田が 抱いてしまう不安は うつくしく 草花は 衝動でしかなか
2023年4月28日 10:08
乳歯のやわらかさを、二度とあじわうことが、できないと知っていながらも、主語のない大胆な呻きから、一日がはじまるのかもしれない。舌でたしかめる濃い、唾液の温度。日射病の、なつかしさ。あの場所には浴びるほど、身体にとりいれたかった、日陰があった。とても丁寧に、描かれる曲線の束が、視野にあらわれて異性の肉体が急に、恋しくなったのをおもいだす。貧血に、比例して私たちの目は、無造作をゆるす皿に、新しい朝が盛
2023年4月17日 12:06
目次井戸の訪い 4原色の幼なじみ 6あぜみちの風 10木通・無花果・柘榴・花梨 12(果物についての私的ディテール)鹿の残響 16蚕に纏わる伯母の幻視 18パンを食う
2023年4月12日 20:52
臓器を、小さくしながらおこなう恋愛の只中で、鳥の巣をみつめていたら、それが母国語と対等に孤独だとわかった。犯罪と森林について、書いていこうと思います。光と骨折の関係にいのるとき、瞼の中で誰もが行方不明になるから、春休みのあとの言い訳を考えてしまう。森林は、あらゆる死骸が積み重なって成長する、未然形なのである。兄弟は森林のなかで、秘密基地をつくって遊んだ。弟は大人の男の皮膚呼吸に圧倒されて、社会
2023年4月7日 18:03
暖炉の前でみずがめ座の話を聴かされたとき、自分はおうし座で、空がとても短いイ短調になり始めました。そんなふうにして昨日、手のひらでお椀をつくり、そこに夜を注いでもらってから、そのままにしています。だから井上さんが「キツツキ氏らは経理士を家業として/一門の繁栄をほこっています」と描かれた時、氏の労働をわたしは、昨日の夕刊のなかにそっと、隠してあげたいと思いました。新聞にはまだ埃っぽい風の温度も残って
2023年4月6日 20:41
少年が、予期せぬ便意で駆けている、じゃりの音、置き去りにされた、夏を、結わえる、カフェオレと、あぜみちの、風の中になら、納税する。生まれ故郷が、いつも一日足りないことを、掬いながら、大豆の刈取り。転作田のような人々が、補助金の話をしている、公会堂は、日にあてた、座布団の、においがしています。結局、与党は、年金の支給日に、かんてんの素を、安くしてくれますか。
2023年4月5日 20:22
。ん、ああ、、そう潮干狩りのような午後。遠近法の風が流れて、そうめんつゆが古い木のテーブルに染み込もうとしており、それは、ストレートタイプだった。あなたのゴシック体が嫌いです、と偏西風のように囁かれても他の書体を知らず、いま思いつく字というと、タイプライター。阿倍仲麻呂。音を立てずに、花言葉を調べなければならなかった。そんな時、打楽器で癖になったささやかな腱鞘炎が蘇って、洋梨の、果肉の病気を間近で