私の生徒に必ずやってもらっているもの
音作りに関する記事は計50個書いたので、とりあえずお休みします。今回からは奏法や練習などについて。
私の教室に通う生徒さんには経験値関係なくやっていただいているものがこちらです。
なんてことないCメジャーのスケールです。 もちろん、初心者の方には初めてなので難しいと思います。 経験者の方は難なくこなせるでしょう。
そう、そこがポイントです。経験者の方。 ちなみに、私の教室では、より上達を早くさせるため、私の教室で学んだことを音楽やギター以外でも活かせるように、すぐには答えは言いません。必ずご自身で考えていただいて、なぜそのような答えになったかを説明していただくようにしています。よく考えることが人間を成長させる糧だと私は考えております。
さて、話を戻しましょう。
経験者の方は難なくこなせる。と先ほど申し上げました。 なぜ、難なくこなせるか知っていますか? 簡単に説明できる方、いますか? あまりいないでしょう。 では、答えをいいます。 難なくこなせる弾き方をしているからです。 中には『バカにしてんのか?』とか思う人もいるでしょう。 すいません、正直に私の方から申し上げます。 お前こそバカにしてんのか? っていうところが本音です。
難なくこなせる。というのは、今までやったことある『やり方』をしているから難なくこなせるんです。 では、上記の譜面を違うやり方でやってみたら?多分できないですよ。
例 メトロノームを9/8で鳴らして、上記のリズムで弾く。 まぁ、できないでしょうね。 そういう発想が大事なんです。 そして、同じフレーズでもいろんな状況を想定して弾いてみる。 たった一つのスケールでいろんな練習ができるんですよ?
私でしたら、上記のスケールは拍子を変えずに、休符をたくさん入れたパターンにして練習します。それもクリックを4/4から、2拍ずつで鳴らしたり、8分裏で鳴らしたり。はたまた4拍目だけ鳴らしたり。 私はその休符を入れることもそうですし、クリック音を少なくする練習をよくします。 それは、個人的な話ですが、その方がアンサンブルで弾いているかのような感覚になるからです。
どうでしょう? 今、あなたがやっているフレーズなど、違う練習の仕方をしてみませんか?
Satoshi