10周年

2014年4月2日から始まったKurumi株式会社。
現在2024年4月2日、10周年です。

「銀屋にWebは無理だ」と言われ、それでも10年
・どーせすぐに根を上げる。
・潰れるだろう。
と言われてから10年。

気がつけば契約の数は250を超えました。
当時の自分と今の自分、立ち位置と知識、技術、経験は変わりましたが。
・荒地から畑を耕し
・種を植えて
・水をあげ
がむしゃらに乗り越えて、続けて、その繰り返しでした。

10年続いてるお客さんに言われました。
「今思えば当時、腕のいいWeb屋さんは他にもたくさんいただろうけど、探すより信頼できそうだなと思う新人Web屋さんの方が出会うのが早かった。だから任せた」と。

そのお客さんが10年経った今もいらっしゃる。
とても贅沢なこと。
「引き続き」という信頼関係がこんなにもたくさん築けたことはKurumiにとってこの上ない財産です。

10年前
・「サブスク」という言葉は生まれておらず
・「YouTubeって何？」
という時代でした。
新しすぎて、「こういうものですよ！」という説明からだったので、まあ苦労ばかりの鈍行運転。
成約件数も年に数件獲得できたらいい方。
順風満帆とは全く逆の道でした。

「ホームページ無料制作って、何バカのことやってるの？」・・・
「Webクリエイター交流会？需要ない！需要ない！」・・・
そう言われることは多々あり。。。

でも価値をわかってくれる人はわかってくれて。その積み重ねですね。
本当にありがたかったです。

昔からよく社員に言ってたのが
「水道の蛇口をひねれば簡単に案件が沸いて出てくるわけじゃない。」
「この1件、どんなに苦労して契約したかを考えて携わってほしい。」
「顧客満足度が下がったら、一瞬で解約されるよ。」
と。

たくさんご相談をいただいている今の状況でも、ちゃんとその気持ちは大事にしています。
「真摯に向き合って、そこに価値を見出す。」
それでビジネスは成り立つと思いますし、逆にそれがないと一瞬で崩れるので、今もそのスタンスは変えないし、変えるつもりもありません。

いろいろあって、メンタルがぶっ壊れたことも多々ありました。
（その節はご関係者様各位、本当にご迷惑をおかけしました。）

ですが支えてくれる人たちに恵まれたのも贅沢な環境です。
見かねて「今度は私が助ける番だ」と発起してくれる人がいて。
今、様々な方々がKurumiに携わって成り立っているんだなと実感しています。

オプションを「Kurumi商店街」化したのもそれが理由です。
（まだ全部は作りきれてません。すみませんが形になったら順次公開します！）
助けてくれた方々に、何か還元できる恩返しがしたいなと。
今携わっているメンバーの方々から
「銀屋さん何でこんなに良くしてくれるんですか？」
と言われたりしますが
「感謝してるから恩返ししてるだけ。」
ホントそれだけなんですよね。一番つらい時に助けてくれた方は特に。
（わかる人にだけわかってくれれば、それで充分です。）

話は急に変わりますが、ここからは今後の展開を少し。

最近、お客さんとの会話でこんな話が出てくるようになりました。
「Kurumiさん、これからどうするの？」
「銀屋さんだけで300件も500件も。。。ってなったら？」

現実論
・300までならいけると思います。
・400、500は意地張っても無理です。笑。

件数が増えればもちろんですが、今までのやり方は通用しないし、早急な対応が求められますし。
（去年の年末とかはヤバかったな。。。繁忙期に加え、WordPressを使っている全てのサイトの仕様変更とお問い合わせフォームの仕様変更同時にやってたから。。。）

だから、暖簾分け候補を探すことにしました！
「雇用」ではなく、「自発的に会社を動かす意思」がある方。
簡単にいうと「銀屋頼りにしない方」に、将来的に全てを任せたいと思ってます。

そうすれば、私も良い意味で気持ちに余裕が生まれ、お客さんの話をもっと聞き、耕して欲しい畑が見つかるかもしれない。
・KurumiWebクリエイター交流会
・月額制ホームページ（サブスク）
・「今、私に出来ること」の輪（コロナ禍支援プロジェクト）
・ホームページの月額見直し相談所®
・デシツグ
はそうやって生まれました。

ゼロイチで何かを生み出すということはそう簡単にできることじゃないですが、タネはいろんなところに隠れてて、たくさんの人の話を聞いて。熟成しての繰り返し。
また何かこれからも生まれるかもしれませんね！
（実はもう種が何個かあったりします。それはおいおい。）

と、GTOリバイバル観ながらつらつらと書きましたが最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後ともKurumi株式会社をよろしくお願いいたします。
※これは2024年4月現在のお話です。
（あれ、どこかで聞いたフレーズ。。。）