みなさんAI使っていますか?
AI使いサトシです。
AIに触れている方は、毎日プロンプトと格闘しているのではないでしょうか?
とはいえ、ChatGPTが登場した当初と比べると比較できないほどに進化しています。
当時は簡単にキーワードで入れたプロンプトではいい回答は出てきませんでした。
多くの情報を入れた長文のプロンプトが必要だったのですが、今の生成AIはシンプルなプロンプトでもいい文章を返してくれます。
でも、生成AIに渡すべき情報を入れないと欲しい生成を得ることが出来ないのは今でも同じです。
プロンプトに書くべき要素の見つけ方を紹介します。
プロンプトより問題に視点を置く
当然のことですが、プロンプトに書くべき要素はあなたが抱える問題の中に潜んでいます。
最初にやるべきことは問題の分析です。
今抱える問題がどのような要素を持っているかが分かればプロンプトに書くべきことが見えるようになります。
例えばブログ記事を書きたいときに単純に
「ブログ記事を書く」
では何も見えてきません。
ブログ記事が持っている様々な要素が見えないと書くべきことが見えないのです。
ブログ記事を書くためにはこんな要素が潜んでいます。
SEO対策
ブログ記事タイトル
読者のペルソナ設定
記事のテーマ
必要な情報
見出し構成
見出しのH2,H3表記
文章の表現
使用する言葉
ざっと書いてもこれだけの要素が出てきます。
この要素自体も分解するともっと細かな要素が見えてきます。
これらの要素がプロンプトに必要なものになります。
何を作りたいのか、何を探したいのか、何を考えたいのか
それらの「何」に潜む要素を抽出することがプロンプトの書き方でもあるのです。
問題分析は生成AIを使えば簡単です
問題分析を自分自身で考えるとやはり時間がかかります。
折角生成AIで超時短のクリエイトが実現できてもプロンプトを考えることに時間をかけていては意味がありません。
もちろん、ここでも生成AIの力を借りて問題解析していきます。
人間がやるべき作業は一番最初の「何を作るか」だけです。
これからの働き方は、「決定」「選択」の二つになるでしょう。
何を作るかを決定して生成物のどれを採用するかを選択するだけです。
でも、
「問題分析するプロンプトも必要でしょ?」
と思った方もおられると思います。
確かにそうですね。
でも大丈夫です。
生成AIに作業をお願いするのはプロンプトだけではありません。
もっと便利で問題を深掘りできるものがあります。
それは、チャットです。
生成AIとのチャット(会話)で問題を少しづつ深掘りすることができます。
チャット内容はチャットを閉じたり切り替えたりしない限りその内容を記憶しています。
会話の流れで次々と問題を深掘りできます。
プロンプトで一発で欲しい成果を作るよりもチャットで少しづつ理解を深めることでもっと欲しい成果に近付くことができます。
kindle書籍の小説を書く時にも役立つ手法です。
「楽曲」を構成する要素を分析してみた
ここで、わたしが実践しているプロンプトの作り方をご紹介します。
今わたしは生成AIで楽曲を作って音楽配信することを実践していますが、その時に楽曲作成のプロンプトの要素を探し出してみましょう。
ChatGPT4oを使って楽曲の要素を分析します。
最新情報を扱う場合はAIがWEBブラウジングできることを確認しておきます。
※無料利用の場合はPerplexityやChatGPT4oがおすすめです。
ChatGPTとのチャットでプロンプトに使う要素を探し出していきます。
《プロンプト》
生成AIで楽曲を作ります。
プロンプトに必要な要素を抽出するために楽曲を構成する要素を詳細に書き出してください。
楽曲のイメージをコントロールするために必要なものを探し出してください。
《プロンプト》
この要素をテンプレート化します。
要素に含まれる選択肢を一覧で表示して下さい。
楽曲を生成するAIはSunoAIを利用しています。
SunoAIのプロンプトはキーワードで120文字まで入力できます。
このテンプレートのキーワードを選んで英語入力することで思い通りの楽曲が作れます。
音楽に限らずブログや画像作成、動画作成などでも同じように要素を分析してテンプレート化すればプロンプトに書くべき要素が簡単に見えてきます。
テンプレートの要素を決定できない時は生成AIに投げることも可能です。
自分のイメージがハッキリとしている場合は要素を選択してプロンプトに入れます。
プロンプトを書く前に問題分析を習慣化しよう
生成AIに向かっていきなりプロンプトを書くのではなく、まず最初は問題を分析する習慣を付けましょう。
問題に潜んでいる要素が見えているのといないのではプロンプトの精度が全く違ってきます。
時間をかけて考えなくても詳細を指定する精度の高いプロンプトが書けます。
うまくプロンプトが書けないのは問題の要素が見えていないからです。
今回の実践でも分かると思いますが、その要素を提示されればあとは選択するだけですから簡単ですね。
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