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「注意!」amazonで一番ヤバイ外付けSSDを買ってみた:30TB? USB3.2/Gen2? 7499円?うそでしょ?


みなさんAI使ていますか?
AI使いのサトシです。

わたしのPCシステムでは外付けHDD2TBと外付けSSD120GBを活用しています。
PCの内蔵ドライブは250GBのSSDです。
その中で最近になって容量がかなり厳しくなってきたので大容量のSSDドライブを考え始めました。

全てのドライブで9割ほどが使用されています。
写真画像や動画のデータが多いので近いうちにパンクするのは必至です。

amazonでSSDドライブを物色する日々が続いていますが、その中でヤバイSSDドライブを見つけました。

なんと、30TBで価格が7499円です。

「いやいやありえないでしょ!」
「それ絶対詐欺!」
「ペコペコの中華製品でしょ?」

いろいろ声が聞こえてきますが、わたしもそう思います。

スペックも防水、防塵、耐落下でUSB3.2/Gen2の高速転送になっています。
いよいよ怪しくなってきましたが、

「ちょっと待てよ?これって情報発信チャンス?」

そんな考えが頭をよぎります。

では、「やってみる」の思考でここは思考停止で震える指でポチリます!
リスク覚悟のSSD自由研究?です。

今回は、この怪しさMaxのSSDドライブを検証します。

amazonからヤバイSSDが来たぁ~!開封!

Amazonでポチった2日目の午後に到着しました。
Amazon発送ですから速いですね。

まず最初に見た感じは「小さい!」です。
名刺サイズのSSDが如何にもペラペラに見えます。
継体は金属ですが相当軽くて中華臭が漂っています。

また、Amazonの商品写真と比べても文字の大きさやレイアウトがずいぶん違うのが気になります。
商品写真の方がかなり大きく、付属のUSBコードも全く違うものです。

おまけに、USBのプラグの色が「ムラサキ」?

USB3.1であるなら青のはずですが?
いよいよ雲行きが怪しくなってきました。

とりまSSDをWindows11で使用のための設定チェック

要領が30TB(嘘でなければ・・・)のためWindows11での利用で最適な設定を調べてみます。

Windows 11で30TBの外付けSSDを使用する場合

最適なフォーマット形式はNTFSです。

NTFSは以下の理由から推奨されます

1. 大容量ドライブに対応しており、30TBのような大容量SSDを問題なく扱えます。
2. Windowsのデフォルトファイルシステムであり、最適化されたパフォーマンスを発揮します。
3. ジャーナリング機能を持ち、データの破損リスクを低減させます。
4. セキュリティ機能が充実しており、ファイルレベルの暗号化やアクセス制御が可能です。

NTFSでフォーマットする手順は以下の通りです

1. SSDをPCに接続します。

2. Windowsキー + Xを押し、「ディスクの管理」を選択します。

3. 新しいSSDを右クリックし、「フォーマット」を選択します。

4. 「ボリュームラベル」に任意の名前を入力します。

5. 「ファイルシステム」でNTFSを選択します。

6. 「アロケーションユニットサイズ」はデフォルトのままで構いません。

7. 「クイックフォーマット」にチェックを入れます。

8. 「OK」をクリックしてフォーマットを開始します。

注意点
- フォーマットを行うとドライブ内のデータはすべて消去されます。重要なデータがある場合は事前にバックアップを取ってください。
- 30TBという大容量のため、フォーマットには時間がかかる可能性があります。

この設定により、Windows 11で30TBの外付けSSDを最適な状態で使用できます。
大容量のファイル転送や高速なデータアクセスが可能になります。

Windows11設定

どうやら、フォーマットがNTFSであればいいようです。
それでこの商品を見てみると、exFATでした。
容量はこの時点で28.6TBになっています。

とりあえず、NTFSでフォーマットしなおします。

30TB外付けSSDドライブインプレッション

では早速ファイルを転送してみましょう。
一気に35GBのデータを入れてみました。

USB3.1のGen2であれば10㎇の速度が出るはずですが、18㎆で転送されています。
USB1.0?2.0?というレベルです。
今回の転送相手のドライブがSSDですが早くないのでそれも関係あると思いますが、今まで使っていた時よりも遅い感じなので間違いなく速度偽証ですね。

念のためにドライブのエラーチェックをしてみました。

どうやらドライブ自体にエラーがあるようです。
修復を試みましたがこちらもエラーが出て修復不可能でした。

「結果はっぴょう~!!」気を付けて!

今回の無謀なチャレンジは大失敗でした。
かなり怪しいSSDドライブはそのまま怪しいSSDドライブでした。
使用できなくもないのですが、エラーも修復できないのでデータが消失する危険性が高いです。

では、結果発表です!

気を付けろ!やめておけ!

確かに大容量で1万円を切る価格は魅力的ですがその先に待っているのが大事なデータ喪失であるなら逆に高い買い物です。

「ポチャん・・・」

なんか無駄銭を池に投げ込む音がしました。
今回7499円で1000円クーポンを使って6499円で買ったのですが見事に池に投げ入れてしまったようです。

でも、「やってみる」精神のわたしの場合はこのままでは済みません。
このSSDドライブをこのまま継続して使い続けてやってくる惨状をみなさんにお伝えすることを実践します。

何か不具合や、エラー、大惨事が起こった時に追記としてブログ記事を書き込みますのでこのSSDドライブに興味がある方はフォローしてお待ちください。

この記事が誰かのお役に立てれば幸いです。


AI使いサトシ

追記:「だめだこりゃ・・・」次はexFATで実証

早速の追記になりました。
USB1.0クラスの激遅いファイル転送で作業を続けていたのですが、
1フォルダ35ギガのデータ転送に1時間かかります。
それでも、容量があればデータ2TBを全て入れるつもりでしたがエラーの連発です。

最悪なのが、ファイル削除ができません。
全くの無反応で消すことすらできない中でもっと最悪なのがフォルダが開けない。

論外でした。
転送速度が遅くてもデータがしっかりと保存できればbackupの意味を成します。
でも、ファイル操作が不可能でフォルダさえ開けないとなると使用不可ですね。

試しに、検証としてフォーマットをexFATへ戻してコピーしてみました。
この状態だとファイルの削除も可能なようです。
多分USB1.0とか2.0の規格のディスクなのでしょう。

ディスクのエラーチェックもすんなりとできました。
動作も時々止まっていたのですが、スムーズに動くようになっています。
結局旧型の規格だからNTFSでは動作しなかったわけです。

であれば、26TBの容量さえKeepできれば転送速度を我慢するだけで7499円で大容量が手に入ると考えられます。
backupでデータを保存するだけならそれでも使えそうです。

ここからは、exFATで実証していきます。
これでダメなら返品することにします。


AI使いサトシ


追記2:「やっぱだめだこりゃ・・・」返品します

26TBの大容量に目がくらんだ今回の実践でしたが、ダメでした。
しばらくデータを転送作業していたのですが、コピーしたはずのフォルダの中身が空っぽ・・・。

わたしのPCとの相性など何らかの原因も考えられますが、とにかくデータのバックアップを任せるにはあまりにも危険なので今回は返品することにしました。

大きなデータをコピーすると2時間とか平気でかかっていましたが、26TBが手に入ればそれはそれで価値があります。
でも、コピーしたデータが壊れるのは致命的でした。

今回、4TBの外付けのSSDが欲しかったのですが、人気メーカーのものだと3万円とかになってきます。
相場を無視した格安のガジェットは注意が必要です。
みなさんもお気を付けください。

またいいガジェットが見つかったらトライします。


AI使いサトシ


《注目!》YouTubeに検証動画がありました

全然ダメなSSDは無事に返品返金が完了しました。
ギリギリセーフです!(笑)

YouTubeのこのSSDの検証をしている動画がありました。
分解して徹底的に検証しています。
なるほど、こうやって偽装するのかが一目でわかります。

好評のレビューの謎もハッキリと解き明かしています。
とても役に立つ動画でした。

この謎のヤバイSSDに巡り合った人はすぐにこの動画を見ておきましょう。
絶対に手を出してはいけない中華の闇を認識しておくことで騙されない買い物を実現できます。


AI使いサトシ


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