無料で利用可能!超高クウォリティDALL-E3画像生成AI誕生:商用利用できる?
画像生成AIの進化が止まらない!
テキストを入力するだけで美しい写真やイラストなどの画像を生成する画像生成AIの進化が止まりません。
様々な画像生成AIが発表される中で
DALL-E3(ダリスリー)というAIが発表されました。
DALL-Eは、OpenAIが開発した言語モデルベースの画像生成AIです。テキストの説明から、自然でリアルな画像を生成することができます。
DALL-Eは、テキストと画像の膨大なデータセットを学習することで、画像生成を可能にしています。テキストの説明を画像化するプロセスは、以下のとおりです。
テキストを単語やフレーズに分割します。
各単語やフレーズに対応する画像を検索します。
検索結果の画像を組み合わせて、新しい画像を生成します。
DALL-Eは、2022年4月に発表されて以来、大きな注目を集めています。さまざまな用途に活用されており、イラストやCGの作成、マーケティング、教育など、さまざまな分野で利用されています。
DALL-Eの特徴としては、以下の点が挙げられます。
自然でリアルな画像を生成できる
DALL-Eは、テキストの説明を忠実に再現した、自然でリアルな画像を生成することができます。
さまざまな用途に活用できる
DALL-Eは、イラストやCGの作成、マーケティング、教育など、さまざまな用途に活用できます。
DALL-Eは、画像生成AIの新たな可能性を示した画期的な技術です。今後もさまざまな分野で活用され、私たちの生活をより豊かにしていくことが期待されます。
そんな素晴らしい画像生成AIであるDALL-Eの最新版が
DALL-E3なのです。
DALL-3を無料で使えるツールはコレ!
通常はChatGPTで利用するケースが多いのですが
これにはChatGPT Plusで課金する必要があります。
月20$のサブスクになります。
月に3000円ほどの料金がかかります。
でもこれを無料で使えるツールがあります。
Bing(Microsoftの検索エンジン)
Bing Image Creator(イメージクリエイター)
BingはMicrosoftの検索エンジンでChatGPT(GPT-4)が搭載されています。
MicrosoftのブラウザEdgeを利用することでChatGPTとチャットをすることが可能です。
また、Bing Image Creatorは画像生成のツールです。
テキストを入力するだけで写真やイラストなどの画像を生成します。
これらにDALL-E4が搭載されました。
youtubeチャンネル「ウェブ職TV」のなかじさんが出している
こちらの動画が参考になりますのでごらんください。
画像生成AIの著作権は未だにハッキリとした答えが無い状況です。
※Bing Image CreatorでのDALL-E3利用は無料ですが、クレジットがあります。使用回数に制限があるのでご注意ください。
画像生成AIの呪文はめんどうくさいを解決するツール
画像生成AIで画像を作成する時に必要なのがプロンプトです。
AIに命令を伝える文章のことですが、通称「呪文」と呼ばれたりします。
AIに入れるプロンプトは日本語よりも英語が格段にいいとされています。
ですから、欲しい画像のイメージを言葉で伝える必要があり、
それが英語になれば見た目も呪文のようですね。
本当にイメージに沿った画像を生成するためには相当緻密な呪文が
必要になりますが、なかなかむずかしいものです。
そこでお勧めのツールが「Catchy」です。
Catchyは文章生成AIで、ブログの記事や小説など文章が必要や
ほぼすべての物を書くことができるツールです。
100を超える文章生成ツールがあって
その中には「画像生成 AI 用の英文」と言うツールがあります。
書きたい画像のイメージを文章にして入力するだけで
必要な呪文を英文で出力してくれます。
プロンプト丸投げのAIツールです。
無料で月に10クレジットが利用できます。
「画像生成AI用の英文」ツールでは1クレジット使用しますから
月に10回は利用できます。
たった10回?と思う方、大丈夫です。
1つの呪文でも作成するたびに生成される画像は違います。
同じ呪文だと同じ画像が出てくるわけではありません。
ですから、いい感じの呪文ができれば
何度も繰り返して利用することでいろいろな画像が生成できます。
Catchyの呪文でDALL-E3を使ってデジタルアートを創ってみた
では、ここでCatchyを使ってDALL-E3のデジタルアートを生成してみます。
使うツールはもちろん「Catchy」と「Bing Image Creator」です。
使い方はどちらも非常にシンプルでかんたんです。
作業に沿って画像の作成方法を説明します。
Catchyでサクッと呪文を作成します
まず、Catchyを使ってDALL-E3へ指示を出すための呪文(プロンプト)を作ります。
①Catchyのダッシュボードを開いて、左のメニューにある「ダッシュボード」にある「生成ツール」をクリックします
「生成ツール」をクリックすると生成ツールのカテゴリーが表示されます。
②カテゴリーのなかにある「創作」をクリックします
「創作」をクリックすると関連ツールの一覧が表示されます。
③一覧の中の「画像生成AI用の英文」をクリックします
「画像生成AI用の英文」ツールをクリックすると作成画面が表示されます。
画面の下の方に「例文を入力する」「作成する」の入力画面があります。
設定するのは3つです。
例文を入力(作りたい画像のイメージを入力します)
絵のスタイル(絵のスタイルを入力します)
文章の雰囲気(こちらは放置でいいです)
④絵のイメージを「例文を入力」へ入力し「絵のスタイル」で欲しい絵のタイプを入力します
今回は「兜をかぶった猫がこちらに向かって走ってくる様子を描いてください」と入力し、絵のスタイルは「デジタルアート」を指定しました。
⑤「作成する」をクリックします
⑥出力された呪文を「コピー」をクリックしてコピーします
⑦「保存」するをクリックして結果を保存します
「保存」をクリックして保存することでいつでもCatchyから
生成した呪文をコピーすることができます。
呪文をImage Creatorへ入力して画像を生成します
出来上がった呪文をBing Image Creatorへ入力して画像を生成します。
①Bing Image Creatorの画面を開きます
②画面トップにある呪文の入力部にCatchyで作った呪文を貼り付けます
③「作成」をクリックして画像を生成します
「作成」をクリックして数分待つと画像が生成されます。
画像は一度に3~4枚作成されます。
④どれかの画像をクリックします
生成された画像をクリックすると個別に表示されます。
⑤欲しい画像を表示して「ダウンロード」をクリックして保存します
これで3枚のデジタルアートを手に入れることができました。
「?」でもおかしくないですかこの画像。
兜をかぶった猫がヘルメットをかぶった猫になっています。(笑)
絵のイメージを例文入力する時のちょっとした表現で違うものに捉えられることがあります。
では、そこを修正して再度挑戦してみましょう。
兜がヘルメット?例文を修正して再トライです
今度は、少しだけ例文を書き替えました。
「日本の鎧の兜をかぶった猫がこちらに向かって走ってくる様子を描いてください」
兜を少し詳しく説明しました。
たったこれだけで理解してくれるでしょうか?
この設定で生成された呪文がこちらになります。
先ほどの呪文の上に新しい呪文が生成されています。
早速コピーしてBing Image Creatorへ入力してみます。
「素晴らしい!!」
ちゃんと鎧の兜をかぶった猫が走ってきます。
いかがでしたでしょうか?
それにしても高クウォリティだと思いませんか?
生成画像のクウォリティが格段に上がっています。
人間を書くと指が6本あったのがDELL-E3ではあまりないそうです。
※AIでの生成画像の著作権はまだはっきりしていません。
各自で著作権情報は注視してください。
DALL-E3のデジタルアートで稼ぐ方法
このAIで生成したデジタルアートで稼ぐには
どのような方法があるでしょうか。
わたしが現在取り組んでいるものをご紹介します。
Kindle電子書籍(作品集として出版)
ドロップシッピングでTシャツ販売
DALL-E3の画像を使ってKindle出版で稼ぐ
Kindle電子書籍はそのまんま写真集や作品集として出版する方法です。
出版と言っても電子書籍の作成は無料ツールでかんたんにできます。
出版の手数用も無料で費用は一切かかりません。
書籍の出版で一番大変なのはやはり文章作成でしょう。
長文を作成するのは時間と労力がかかります。
その点、画像を使った作品集はページに画像を貼り付けるだけですから
文章での出版と比べるととても簡単です。
下記リンクで写真集の作り方を説明した記事があります。
作品集を作るのも全く同じ工程でできますから参考にして下さい。
現在、わたしは240冊のKindle電子書籍を出版しています。
これは、すごいというよりも
「かんたん」だからここに至っています。
いかにkindle電子書籍の出版がかんたんなのかを体現しています。(笑)
価格が安い電子書籍ですから利益はあまり見込めませんが
リスクが無いビジネスですからやらない手は無いですね。
DALL-3の画像を使ってオリジナルTシャツで稼ぐ
つぎに紹介したいのはドロップシッピングによるTシャツ販売です。
こちらも手数料は無料で費用が一切かからず
商品の作成やバックヤードの作業など全て丸投げですから
やるべきことはデザインの入稿作業だけです。
ただ、入稿するデザインには規定があります。
わたしが入稿しているデザインは
「サイズ」1800px✕1800px
「解像度」200dpi
「カラー」RGB
このあたりで入稿しています。
サイトごとに違いますが共通データで入稿できています。
でも、DALL-E3のデータの場合はリサイズの作業が必要です。
あとは、DALL-E3で無料で作った画像をドロップシッピングのサイトに入稿するだけです。
こちらは1枚1000円くらいまでならロイヤリティを期待できます。
わたしは1000円のロイヤリティで設定していますが
まいつきポロポロと売れています。
いまわたしが使っているドロップシッピング会社は
ClubT
Tシャツトリニティ
Zazzle
UTme!(ユニクロ)
無料で作成した画像で商品を作って販売するのは魅力です。
でも、だれでも手軽にできるということは
ライバルも多いということです。
最後に必要なのは画像を作る前の企画(アイデア)でしょう。
そこに誰も考えないアイデアがあればだれでも創れる画像が
だれも思いつかなかった特別な画像になります。
でも、ココだけの話ですが、そのアイデアも
ChatGPTを使ってブレインストーミングすればザクザクと出てきます。
DALL-E3の商用利用に関する情報に注視しましょう
ここまでDALL-E3で稼ぐ方法までお話しましたが、
とはいえ、画像生成AIの著作権は未だにグレーな状況です。
DALL-2では商用利用可能という情報が出ています。
今回、DALL-E3が商用利用できるという情報を得ていましたが、
逆に商用利用不可という話も多く出ています。
どちらが正しいのか判断がつきかねますが
とりあえずまだグレーであることは間違いなさそうです。
確実に商用利用が認められる情報が出てくるまで
しばらく様子を見るのが成果かも知れません。
わたしも商用利用へ向けて一歩を踏み出していますが
少し立ち止まって注視することにしました。
また、DALL-E3の生成画像にはデジタル透かしが入っているそうです。
つまり、画像がDALL-E3で作ったものであることが判別できるということです。
それこそが、商用利用監視の姿勢の一部かも知れません。
とにかく、状況を見守りましょう。
DALL-E3の商用利用に関する実証実践中
いま、わたしはドロップシッピングでTシャツデザインを販売しています。
今回、DALL-E3での画像生成物を使ってデザイン登録し販売中です。
わたしの場合は、DALL-E2の商用利用可能を見ての判断でした。
※DALL-E3の商用利用はまだグレーです。
一度中止しようかと思ったのですが、「人柱」となって
その先にある結果をご報告しようと思いつきました。
これまでに2000点を超えるTシャツデザインを出品してきました。
ドロップシッピング会社は
ClubT
T‐SHIRT TRINITY
の2社をメインに実践しています。
今までの経験では企業様から商標違反の申し出や、ドロップシッピング会社
の判断での商品の出品削除を依頼されたことが数回あります。
けっこうチェックされていて、先方様から通告があることで
逆に助かっていたりします。
通告を受ければ即時に商品を削除対応します。
続けても意味がありませんから当然のことです。
今回もコレクションの内容説明において
「DALL-E3で作画しています。」を明記しています。
あえてはっきりと事実を明記することでより早い段階でなんらかの
反応をもらえると思っています。
今回の実証実践において、先方様からの通告や改善依頼があった時は
すぐにこのnote上でご報告します。
追記:商用利用について答えを見つけました
Tシャツ販売でDALL-E3での商品作成を実証実践していますが、
今回、DALL-E3についての商用利用の答えを見つけました。
その答えとは
DALL-E3・・・・・・・・商用利用 OK
Bing Image Creator・・・商用利用 NG
DALL-EについてはDALL-E2から商用利用は可能と言う発表がありました。
DALL-E3自体は商用利用を認めているようです。
そして、DALL-E3を搭載する無料の画像生成サービスである
Bing Image Creatorが商用利用を認めていない状況です。
DALL-E3を商用利用する方法
DALL-E3を商用利用する方法はChatGPTから利用する方法です。
しかし、無料でのGPT-3.5では利用できません。
有料プランのChatGPT Plus(月額20ドル)でGPT-4を使って
DALL-3を利用すれば商用利用は認められます。
つまり、月3000円近い料金を払えば商用利用ができるということです。
売れていないアフィリエイターやブロガー、クリエイターにとっては
厳しい条件ですね。※私も含めてですが・・・・
無料で使えて商用利用可能な画像生成AIはある?
では、無料で使えてなおかつ商用利用ができる画像生成AIは
無いのでしょうか?
今回、いろいろ探してみました。
まず、商用利用可能な画像生成AIを探した結果がコレです。
この中この画像生成AIを使う予定でいます。
Leonardo.Ai
Leonardo.Ai(レオナルド)は有料プランも数種類用意されていますが
無料プランでの商用利用を認めています。
150クレジットを毎日もらえます。
(使用する生成モデルなどにより消費クレジットが違います)
キーワード入力から候補のプロンプトを自動生成してくれる機能も付いています。
ただ、若干DALL-E3と比べると品質は落ちます。
今回のTSHIRT TRINITYでの実証実践はこちらのLeonardo.Aiで
デザインを再作成して画像データを入れ替えることにします。
しばらくはDALL-E3の画像が並びますがLeonardo.Aiの画像へと
変わっていきます。
問題は、DALL-E3の画像品質で作品を作れるかどうかです。
こちらはAIを使っDALL-E3での画像を見てもらって(画像入力)
その画像の品質の作品を作るプロンプトを作るところから始めます。
ここからの作業報告はまた別の記事であらためて投稿します。
おたのしみに。
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