《制作過程公開》Kindle previewerで品質チェック：書籍表示の確認
Kindle本の品質をチェックします
Kindle本の表紙画像と本体が完成しました。
次にやるべきことはKindle本の品質チェックです。
ePubファイルのサイズなどをチェックして
書籍として表示した時にきっちりと表示できるかを確認します。
それをチェックするソフトがコレです。
Kindle previewer（Kindleプレビューワ）
AmazonのKDPでダウンロードできます。
このソフトを使って出来上がったePubファイルを読み込むと
ファイルをチェックして「タブレット」「スマホ」「Kindle端末」
それぞれの表示を確認できます。
上記リンクのブログ記事で使い方を解説しています。
Fアートシリーズ「HAPPA」の品質をチェックしました
今回作成したePubをプレビューワに読み込んでみます。
CSSにコードを入れて背景が黒で文字が白になる設定で作成しています。
上手く表示出来ているでしょうか？
どうやらダメみたいですね。
背景の一部だけが黒になっています。
また、縦表示ではアート画像の周囲は白いままです。
背景を黒に設定してみましょう。
これなら全ての背景が黒になるようです。
とりあえず、CSSで黒設定せずに読者に端末の背景設定を黒にしてもらうか
スマホのダークモードにしてもらうことで対応してもらいます。
CSSの書き込みを削除してノーマルに戻しました
とりあえずの対策として、CSSに書き込んだ背景を黒にして
文字を白にするコードを削除してノーマルに戻します。
修正を施してePubファイルを上書きします。
もう一度プレビューワに読み込んでみます。
これでノーマルの状態に戻りました。
端末の背景を黒に設定してみましょう。
よさそうですね。
今回の出版はコレで進行することにします。
あとはePubの品質チェックです。
「ファイル」から「品質チェックの実行」をクリックします。
品質チェックが完了しました。
書籍のチェックを簡単にする方法
プレビューワを使ったKindle本の品質チェックがおすすめですが、
簡易的にチェックする方法もあります。
それは、KDPに出版申請するときの「Kindle本コンテンツ」項目に
出てくる「Kindle本のプレビュー」を利用して品質チェックする方法です。
Kindle本出版申請の途中に出てきます。
ePubファイルをアップロードして
表紙画像をアップロードするとその下にこの表示が出てきます。
「プレビューアを起動」をクリックすると
上記のアップロードされたファイルで書籍が表示されます。
今回の物を表示させたものがコレです。
端末での表示状態が見れます。
また、誤字脱字や画像の問題点もチェックされます。
英語での文章を入れている場合もスペルが確認されて
安心して出版できます。
ただ、この方法で品質チェックして問題が発生すると
出版申請の途中でファイルを改善する必要があります。
申請途中での作業はめんどうですね。
できれば事前にKindleプレビューワを使ってチェックするのがおすすめです。
ここまできたら次はいよいよKDPへの出版申請です。
次の制作過程公開をおたのしみに。
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