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ドローンの教科書 徹底解説 「フレア操作」


こんばんは、尾張一宮ドローンサークルのさとぴかです。

いつも読んでいただき、ありがとうございます。

今回は第2章 2-6と2-7、それぞれの区切りが短くなっているので2つまとめて解説したいと思います。

今回はドローンの教科書 標準テキスト24ページです。

持っていない人はこちらをご覧ください。


第2章 2-6 「フレア操作」


飛んでいるドローンの動きを止めるには進行方向の逆に力をかける必要があります。

普段の操縦ではエレベーターやエルロンを操作していてもスティックを離すだけで、機体は止まりますが、実はよく見ると、
例えばエレベーターを操作すれば前進している時、機首が斜め前に下がっていますが、




指を離した瞬間に




このように逆向きに傾きます。

つまり反対の向きに力がかかっています。

この現象はスピードを出していると、よく分かります。

これが「フレア」です。

この現象はGPSが効いている状態では簡単に出来てしまいますが、GPSを切った状態ではドローンが自分の位置を把握出来なくなっているので、
操縦者本人が自分でフレアをかけないと止まりません。

GPSが効いているとドローンが自分の位置情報を自動的に計算し、風が吹いていようとも常に特定の位置でホバリングをしてくれるという素晴らしい性能を搭載しています。

しかし、これはあくまでもGPSが正常に機能している場合に限ります。

その為、もしGPSが受信できないような場所でドローンを飛行させた場合、GPSが有効にならず、風が吹くとそのまま流されます。

そのような状態では、動いているドローンは操縦者本人が自分でフレアをかけないと止まりません。

GPSを切った状態でホバリングさせるには常にスティック操作が必要になります。

スティックを離すとそのまま進行方向に流されていくので、この状態でブレーキをかけるには進行方向と逆向きにスティックを倒し、それまでの動きを打ち消すことで、機体は停止します。

これが「自分でフレアをかける」
という事です。

以上が2-6の解説です。

続いて

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