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この感覚はとても大切
こうゆう流行に関わる仕事をしているとよく感じることがあります。
流行って時計のようなものだと。
昔の流行は時計でいう『時針』のような感じで進み方も変化もゆっくりで、ゆっくり進んで1周回ってまた昔流行ったものがトレンドになる。みたいな。
今は時計の『秒針』のような感覚です。
情報が溢れそれをスマホで一瞬にして手に入れることができることによって、流行の変化や進むスピードが格段に早くなりました。
そして、流行というものを秒針に例えると
流行を追いかけるとずっと5秒遅れなんです。
いつまで経っても追いつけません。
気付いた時にはかなり取り残されてしまいます。
なので、そんな中勝ち残るのは2つのパターンがあると思います。
ひとつは
常に5秒先をイメージすること。
言い方を変えると、半歩先って感じです。
2歩も3歩も先に行ってしまうと、時代からズレが出てしまって理解してもらえません。
なので市場をよく見て半歩先ってどんなのだろう?って考えるセンスがとても大切です。
そしてもうひとつは
時計の針がピタッと合うのをじっと待つ。です。
時計の針は回っているので、自分が止まっていれば時計からピタッと合ってくれるタイミングがあります。
これはAKBやおニャン子クラブの作った秋元康さんが言っていたことなのですが
止まっている時計の針は日に2度合う。
例えば、ずっと前から延々とカスミ草だけを植えている人がいます。自分の姿勢を決して曲げない。でも、何年かに1度、カスミ草の大ブームが来て、この人は高い評価を受ける。
一方、ただ流されて、ヒマワリだ、タンポポだと移ろう人もいる。こういう人は、永遠に時代から5秒遅れで走り続けるわけです。
いま流行っているものは、1年前に植えられていたということです。例えば、いまヒマワリが高値で取引されているとして、ヒマワリをいまから植えても、みんなと同じです。待っているのは暴落しかない。必要なのは、いまタンポポを植える勇気なんです
どちらもかなり運と勉強とセンスが必要だとは思いますが、進み続けている針を追いかけても無駄と言うことです。
針より少し前にいくか、じっと待って耐えるか。
そんな感覚が大切だと思います。