AMPゼミ Day2 【GAFA/Blockchain】
AMPゼミday2に参加した。
Day1よりも、さらに時代の潮流に乗った話であり、これからの変化についてより深く考えられたと思う。また自分がいつもついつい読んでしまうような、興味のあるジャンルであったので、とても意欲を持って臨めたと思う。
Day2の内容を振り返っていこうと思う。
まずは「GAFA」についてである。
GAFAはGoogle, Apple, Facebook, Amazonの時価総額ランキングトップを争う、データを凄まじく持っている会社のことを指している。
2010年をすぎたあたりからグイグイ時価総額を伸ばし、現在の時代の最先端を走っている。
中国におけるGAFAとして、「BATH」というものがいる。これらは、バイドゥ、アリババ、テンセント、そしてファーウェイである。
これらの企業は、強い力を持ったプラットフォーマーとして君臨している。
その理由は、圧倒的なデータの量である。データは応用し広告や分析などに活用できる。それは現代において圧倒的なパワーを持つのだ。
これらプラットフォーマーに対し、脱プラットフォームという動きもある。これは、プラットフォーマーの一人勝ちに対して、反発していくような動きである。
このように、圧倒的なデータとパワーを持つプラットフォーマーと、それに反発する脱プラットフォームの争いが起こっているのが現代の状況である。
次に「GDPR」である。
GDPRとは、EUを中心に施行されている、データの保護規則である。IPアドレスやCookieも個人情報とみなし、それらを取得するときにはユーザーの同意が必要となる。
個人情報などのデータ化が最も進んだ国として、エストニアがある。この国は、電子政府として、国土がなくても国は運営できるといっている。将来的には、どの国家も電子政府のようになっていくのではないだろうか。
最後に「Blockchain」である。
日本語では「分散型台帳技術」といい、今までの中央集権型の体制から、個人管理となっていく画期的な技術である。
現在は、過度な期待が落ち込み、現実的に実装に向け備えられているといったところである。
仮想通貨の浸透や、その他の情報管理において、重要な役割を担っていく技術である。
この講座を通し、自身の気づきと発想の転換は大きく二つある。
まず一つ目に、データに関する議論についてである。大企業の自社利益を目的とした行動が、結局消費者のフィルターバブルやデータ権利の侵害を引き起こしている状況を見て、なにかのプロジェクトを行う時に、インセンティブ左右され過ぎて物を考えると、結局は利用者のためにならないサービスや商品が生み出されてしまうのではないか、と考えた。そして、そのようなサービスや商品は、いずれ廃絶されてしまう運命にあると思う。実際にGDPRや脱プラットフォームの動きがそうではないだろうか。
さらに、CSRなどが広がっているいま、データに関しても、顧客の権利を優先してサービスしていくという形態が、今後さらに現れてくるのではないだろうか。
二つ目に、ブロックチェーンの仕組みについてである。ブロックチェーンはこれから実用されていく段階であるが、このみんながみんなのセキュリティーを守っていくという、C to C 的発想は、今後様々な場所で使われていくのではないだろうか?一人一人のできる範囲のものがより大きくなり、結果的には平等化されるか、もしくはより格差が開くのではないだろうか。
また次の潮流に乗り遅れないよう、またその潮流を作っていけるように、今後ともアンテナをより張って生きていきたいと感じた日であった。