私が「スピード納品料金はいただきませんよ」とする理由
時々クライアントから
「◯日までに仕上げてほしい。必要なら追加料金を支払う」と、提案をいただくことがあります。
ここでの追加料金とは、早期納品に対する料金のこと。
調べてみると、ライターさんに限らずスピード納品料金を設定している方はいらっしゃるんですね。
けれども、私はスピード納品料金はいただきません。
今回は、その理由を書きたいと思います。
作業時間に変わりはないから
「理由を書きます!」
と言いながら、当たり前のような理由だったというオチ(笑)。
フリーランスによって、作業のやり方や考え方は異なります。なので、限られた時間の中で作業を進めることに対して追加料金を設定するのもありだと思います。
ただ、私の場合は納期が短くても長くても、平たくしたら作業時間は同じなので、「あえてスピード納品料金をいただく意味がない」と考えています。
私は、1週間の作業時間を決めていて、それを超えるほど仕事を入れることはありません。
また、365日ほぼ休まず仕事をしているので、融通がきくということも、スピード納品=エクストラワークと考えていない理由なのかなと思います。
記事は寝かせた方が良質になることもある
余談ですが、文章は時間を置いた方がいいものができる場合があります。
基本的に、私は下書きの日と校正・推敲の日を別にしています。
一旦寝かせて見直すと、けっこういいアイデアが出てきやすいというのが、その理由。
さらに別の日にブラッシュアップすると、原稿を書き終わった直後からは思いつかないような表現がぽんと飛び出してくることもあります。
この校正からブラッシュアップまでのプロセスが、個人的には好きですね(笑)。
当日納品は短文や要約文のみ
私は、スピード納品を希望しているクライアントに対して、可能な限り希望納品日に納品することを心がけています。
ただし、基本的に当日納品は避けています。受けるとしても、500文字以下の短文や要約文くらいです。
私はどちらかというと時間をかけて記事を作成する傾向があり、時間に追われて書くということが苦手なんですね。
スピード重視という理由から依頼を断ると、ご要望に応えられない心苦しさを感じることもあります。けれども、無理をしてしまうと「良質記事一筋!」から外れてしまいそうなので、時間的に無理な場合はお断りしています。
もっとスキルを上げて、今のプロセスを短期間でこなせるライターになることが、努力目標の一つですね。
さいごに
私がスピード納品料金をいただかない理由を説明しました。
話が脱線した部分もありますが、納期と記事の質のバランスをとった受注を心がけていることがおわかりいただけたかと思います。
何かありましたら、気軽にお声がけいただけますと幸いです。
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