スキルアップの仕方を考えてみる
スキルアップって言葉、結構便利だと思っています。
リスキリングとかいうけど、そんなに簡単に身に着けられるスキルなら、またすぐに陳腐化して、リスキリングサイクルに入るのでは?と思います。
確かに、人生100年時代、学び続けることは大切です。
いつになっても、世の中に価値を提供できれば、やりがい・生きがいも高いレベルで維持できそうです。
しかし、私のような30代ともなると、本業、家族など優先度の高い物事にあふれかえっています。その中で、大切な家族と過ごす時間を削り、資産価値の高いスキルに投資する選球眼を持たないと持続可能ではないと考えています。
「資産価値が高い」とはどういう特徴を持つ状態なのでしょうか?
私は下記3点がその特徴だと考えています。不動産だと考えれば、わかりやすそうですね。
①その資産に対する需要が多く、高値が付く
②値段が下がりにくい
③一度取得すると、手入れが少なくて済む
上記のような特徴があるスキルって何でしょうか?
日本においては、下記がメジャーどころでしょうか?
・英語
・プログラミング(コンピューターサイエンスの知識)
・事業立ち上げのスキル
マーケティングスキル(=認知・集客スキル)も重要だと思いましたが、これは流行り廃りもあるため、資産価値が高いとは言い切れないと思い、除きました。
そもそも、上記3点は人というOSの上に乗るアプリですね。
そう考えると、OSの柔軟性、性能の高さが最も重要な要素な気がしてきました。
つまり、高速学習・高速変化スキル、のようなものではないでしょうか?
・選球眼(ニーズ見極め力)
・独学力(キャッチアップ能力)
・損して得取れマインド(かわいがられ力)
上記のようなスキルが高速学習・高速変化スキルを支える基盤スキルのような気がします。
個人的に重要なスキルは、損して得取れマインドです。
これがあれば、時代に即した事業を展開している企業に丁稚奉公として入り込むことができ、最先端の思考回路を持っている人と接することができます。
接することができなくても、同じ時代に同じ環境にいて、同じ空気を吸っていることが大きな刺激になるはずです。
いかに大きな刺激を得る環境を作るか?
いかに適切なフィードバックを得られる環境を作るか?
環境を選び、作る能力、とも言い換えられそうですね。
結論は全然ないですが、環境を選び、入り込む能力が肝かなと最終的には感じます。
フリーランスとして活動し始めてから、幸いにも4社とお付き合いさせて頂いております。そのうち、3社は生活を営む為のライスワーク、残り1社は自らの能力をストレッチさせる為のチャレンジワーク、としてとらえています。
チャレンジワークは経験もスキルもない領域なので、薄給でも構いません。どれだけ危機感を得られる環境か?が重要な軸になるかと思います。
組織が守ってくれない状態の中、自らの身と家族を守るのは自分自身でしかありません。自らの生存戦略を常に考え、改善できるかが生き死にを分けると思います。
結局は、危機感、焦燥感を抱くことが最も重要なスキルなのかもしれません。
今日はこの辺でおさらばです。
ではでは。