写真展総括
13日、14日と生まれ育った新潟県長岡市のアオーレ長岡で開催した写真展「グラウンドの主役たち4・2018年の新潟アルビレックスBC」を無事に終えることができました。
来場して頂いた皆様、どうもありがとうございました!
以下、備忌録です。
【新たなチャレンジ】
過去3回は高校野球の写真を展示してきましたが、今回はBCリーグの新潟アルビレックスBC。
「なぜ高校野球じゃない?」という意見もあったのは事実です。
でも、一度全く今まで接していないテーマにチャレンジしたいと思い、以前から撮りたかったアルビBCをテーマにしました。
同時にBCリーグ(もしかしたら四国も?)をテーマにした初の写真展というのも大きかったです。
プレー写真はオフィシャルの方がたくさん撮っているので、「ファンがあまり目にしない場所・シーン」に絞りました。
球場入り、試合前の練習風景、試合中のベンチの表情やベンチ裏の素振り…。
これまでの高校野球とは違った写真が多々ありました。
【ストーリーと共感、感情移入】
来場されたサポーターの皆さんの反応を見ると、アルビBCのレジェンドと言うべき稲葉大樹兼任コーチの写真で立ち止まる方が多かったです。
写真自体はベンチ裏でピッチャーに合わせてタイミングを計っている場面。
「稲葉選手らしい…」という声も聞きました。
今回の注目点の一つに挙げていたのが、10月のドラフトで知野選手がDeNAから指名された直後を捉えた写真です。
ちょうど知野選手のお母さんと妹さんが来場し、この写真を見ていたときは「撮っていて良かった」と感じました。
昨年12月に撮影した「ファンコミュ新潟」でアルビレックス新潟・是永大輔専務(当時・現社長)らが「ストーリーを作る」「共感、感情移入する」と仰っていましたが、写真展もそれが大事だと今回痛感しました。
【twitterでの反応】
今回、新たな試みとして来場者にはハッシュタグ #タケヤマ写真展 (命名・遠藤涼介さん)でのSNS投稿を呼びかけました。
特にtwitterでハッシュタグを追っていくと、情報が色々と見え非常に興味深かったです。
毎年、東京から来て頂いている北川さんのツイート。
準備中の写真です。
アルビBCの中西投手、長谷川投手も来場して頂きました。
「報知高校野球」で撮影されている田村さんも千葉からいらっしゃいました。
【今後について】
毎年開催することを前提としているため、どうアップデートしていくかは考えなければならない点です。
例えば
・展示できなかった写真をスライドショーにして、ある決まった時間にスクリーンへ流す。
・スポンサー募集やクラウドファンディング導入。
・毎年使っているホールDから広い会場のホールBかホールCに変える…。
色々と新しい試みをやらなきゃと感じています。
なお、来年の写真展ですが、再び高校野球に戻り「高校野球の二極化」と現在の高校野球が抱える問題をテーマにしたいと考えています。
既にお邪魔する高校も幾つか浮かんでいます。
そして時期はまだ分かりませんが、女子野球も撮ってみたいです。というか、撮ります。
僕が生まれ育った新潟県は野球に対して先進的な発信・活動をしています。
最近では高校野球の球数制限導入発表であり、新潟野球サミット、新潟メソット…。
そう考えると新潟で写真展を続けていく意義は実は大きいんじゃないかとふと最近気付きました。
世間的には殆ど知られていない写真展ですが、毎回アップデートして開催していき、
新しい何かを生み出すことができればと考えています。
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