お立ち台。
放送席〜放送席〜。本日のヒーローは起死回生の演技を見せつけた専務佐藤です!
ワーワーワーー!
私「やりましたー!!」
今日のお客様とのせめぎ合いは痺れる展開でしたね!
私「そうですねー。まさか僕もあんな形で試されるとは思いませんでした。」
どのような心境で対処されたのでしょうか?
私「そうですねー。まずはコレどうしろ?というのが第一印象でしたね。」
普段から準備はしていたのですか?
私「やっぱりその日その日が勝負ですので心構えはしておりますが、このタイミングで言う?って感じでしたね。」
そのタイミングというのは?
私「えぇ。ある程度予測して準備しているのでやっぱり早めに言って欲しかったですね。」
デザートのタイミングでしたからねー。
私「いや大丈夫だったんですけど、あなたが1番美味しいと思う方法で調理してって言われた時は焦りましたねー。」
そうだったんですね。何を渡されたんですか?
私「イチゴです。今日どこかで買ってこられた苺です。」
苺ですか?
私「はい、いちご100%です。」
どのように調理されたんですか?
私「まず思ったのがですね。いや練乳かけようぜって事ですね。で、探したんですよ。練乳を。まぁ練乳が無いんですねー。
で、今度はジャム的な何かにするかって思ったんですよ。ただ時間が無いんですね。今からデザート出すとこなんで。
もういっそ長く楽しめるようにいちご味のガムにでも加工したろかとも思ったんですよ。作り方知らんけど。
これどうすっかなぁって思ってとりあえず水で洗って一粒食べたんですよね。
普通に甘酸っぱくて美味しかったんですよね。
もう参ったと。ごめん俺には君を生かす術は見つからないと。
で、そのまま器に盛ってお出ししたんです。」
調理しろと言われてそのままお出ししたんですか?
私「そうですねー。それもありかなと思いまして。」
どのように持って行かれたのですか?
私「はい。仕事出来る男風な感じで自信満々なフリして持って行きました。」
どのように説明してお客様にお渡ししたのですか?
私「はい。素材が素晴らしいので、あえて何もせずお出しさせていただきます。『苺』です。と説明しました。」
自信満々を演じてた訳ですね。お客様は何と言われましたか?
私「あなたならそうしてくれると思った!と満面の笑顔で言われました。」
なるほど。それは簡単に言うとお客様の持ってきた苺を洗ってそのままお返ししたという事でしょうか?
私「そうですね。そう捉えていただいても構いません。」
それではファンの皆様に一言お願いします。
私「えー今日は何とか演技力で乗り切りました!素材が素晴らしいとか言ってましたが何も思い浮かばなかっただけです!えー是非これからも応援のほどお願いします!」
放送席〜。今日のヒーロー専務佐藤でしたー!!
ワーワーワーワーーー…。