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ビザ申請時に必要な“査証発給申請書”の書き方解説 〜おまけ研修計画書〜

ビザ申請の全体の流れについてはこちらのnoteからご確認いただけます!ビザ申請とは?というところから実際にビザ許可が出るところまでの流れを記載しています。

💁‍♀️このnoteはこんな方におすすめです 

  • ビザ申請の準備中で“査証発給申請書”の書き方を知りたい方

  • ビザ申請の必要書類に研修計画書がある方


ビザ申請の書類は入学許可の降りた語学堂から送付される書類をそのまま持参したり、パスポートを持参したりと、基本的に(入学許可が降りていれば)既に手元にあり用意しやすい書類が多いです。査証発給申請書は自分で記入し持ち込む必要があるので、ぜひ書き方に困っている方はこちらをご覧ください!


💡この記事でわかること 

  • 査証発給申請書の意味

  • 査証発給申請書の詳しい書き方(新潟の領事館を例に)

  • 研修計画書の書き方

査証発給申請書とは

査証=ビザのことなので、ビザを取得するために必要な申請書のことです。
ビザとはそもそも何?という方は“こちらをクリック”して一つ前のnoteをご覧ください。

査証発給申請を行う場所は、東京にある大使館や他都道府県の総領事館となりますが、私は新潟にある駐新潟大韓民国総領事館で申請を行ったので、実際にどんな申請書なのか見てみましょう!

\駐新潟大韓民国総領事館 査証発給案内ページはこちら/

⚠️
査証発給申請書のPDFファイルをダウンロードしていただくと、新潟の領事館の場合“英語と韓国語のみ”で記載された申請書が出てきます。大使館や他領事館の申請書フォーマットには日本語が書いてあるのに、なぜか新潟だけありませんでした!

さらに各領事館のフォーマットを見比べると大枠はほぼ同じなのですが、各1枚目の形式を見ると若干の違いがありました。新潟の査証発給申請書は日本語がないので書きづらいかもしれませんが、申請する領事館の形式で書類を準備するのが安全かなと思います!(詳細気になる方は管轄の領事館等へお問い合わせください)

📝
・新潟の領事館の査証発給申請書フォーマットだけ日本語表記がない
・大使館や領事館によって申請書の形式に若干の違いがある


査証発給申請書の書き方

ここでは駐新潟大韓民国総領事館から出されている査証発給申請書をもとに、私がどのように書いたか1枚ずつご紹介します!※ご自身の情報をご記入ください。

1枚目


基本的には英語か韓国語で書くように指定があったので、漢字指定されたところと勤めていた勤務先の企業名以外は全て英語で記入しました

1.個人情報
パスポートの記載事項を記入するところがメインになっています。1.7は記入不要です。1.8と1.9は“Yes”の方だけ後のカッコ内の記入が必要です。証明写真は貼り付けずに持参しましたが、その場で職員の方が貼り付けてくださいました。


2.申請査証情報
こちらは新潟の領事館サイトで記入不要となっていました。もし受付で記入を指示されたら、91日以上の滞在なので、2.1は上のカッコ内にチェックを入れることになります。

2枚目

3.パスポート情報
ここまではパスポートの情報を記入すれば問題ありません。3.7で“Yes”と回答した方は後の項目も記入が必要です。

4.連絡先
ここでの本国は日本を指していると認識しています。韓国での滞在先などはこの後記入するところが出てくるので、ここでは日本の連絡先(住所)を英語表記で書きました。

5.婚姻事項
該当する方は記入が必要です。

6.学歴
自分の学歴について記入する欄です。卒業校住所は、新潟の領事館の例にならって“市”まで書きました。

住所の英語表記がわからない方は、“住所 英語表記”で検索すると色々なサイトが出てきますので、検索してみてください!

3枚目


7.職業
ここでは申請時の情報を書きました。
韓国へは会社を退職して無職の状態で行きますが、申請した時はまだ会社員として勤めていたので、職業は“会社員”にチェックを入れています。
会社の名前は英語での書き方がわからなかったので、日本語で書いて提出しました。

8.訪問情報
韓国国内の在留(滞在)予定地と電話番号を書く必要がありました。ビザ申請時は家の本契約が完了していない状態でした。国内の連絡先も申請時は無く、滞在先・連絡先として確実なものがありませんでした。韓国に既に留学をしている方の申請時の情報をもとに、語学堂のある大学の住所と語学堂の電話番号で申請しました。

4枚目


9.招請情報

大学の事業者登録番号を記入する欄があります。事業者登録番号がわかる書類は、語学堂(大学)が発行していて、ビザ申請時に必要な書類の一つです。延世大学語学堂の場合は入学許可書と合わせて送付されました。

10.訪問経費
ドル表記で訪問経費を記入します。ご自身の訪問経費をご記入ください。

11.書類作成時の他人からの支援
査証発給申請書を書くときに自分以外の方が記入した場合に、詳細の記入が必要です。

5枚目


12.誓約
申請する日の日付と署名が必要です。

以上で査証発給申請書の記入は終わりです!お疲れ様でした!


研修計画書の書き方〜おまけ〜

新潟の領事館の場合、研修計画書(韓国語表記)が提出書類に含まれます。
延世大学の語学堂から研修計画書という書類は送られてきますが、それとは別に自分で作成した書類が必要でした。

研修計画書(A4用紙1枚以上、韓国語記入、内容:動機、目的、具体的計画、今後の計画)

駐新潟大韓民国総領事館

上記のように内容の大枠が指定されていました。はじめに日本語でA41枚を埋めて、翻訳アプリで一気に翻訳して少しずつ体裁を整えていきました。内容は次のようになります。こんな人もいるんだな程度でご覧ください!

  1. 動機/目的

  2. 具体的な計画(留学前・留学中)

  3. 留学後の計画

上記3つのパートに分けて、11ptの文字サイズで作成しました。以前言語交換アプリで知り合って、よく連絡をとっていた韓国在住のお姉さんに添削をしてもらい、間違った言い回し等を指摘してもらいました!本当に感謝しかありません…


書類作成は時間に余裕を持って!

書類作成は時間もかかって後回しにしがち…(私は)

新潟の領事館が出している申請書ように日本語表記がなかったり、研修計画書があったり、思わぬところで時間が予想以上にかかります。仕事や学校など毎日忙しく、まとまった時間を十分に取れない方は特に大変ですよね…

これからビザ申請をされる(査証発給申請書を書く)方にとって、この記事が少しでも役に立てれば嬉しいです(^^)最後までご覧いただきありがとうございました!

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