ご恩つなぎBOXで笑顔を増やす

【一日の食事が学校給食だけという子どもたち】

ある団体の方とお話しをしていた時

「生活に困っている人が増えています」
「その家庭の子どもたちも食事に困っています」

そんなお話しをお聞きしました

私たちが思っている以上にそういう家庭は増えている
それが現実でした

「飲食業として何かできることをしよう」

今年の春から始めたのが、生活困窮者に向けての
「無料弁当」でした

この活動をSNSで発信したところ
多くの方からご賛同・応援していただきました

しかし…



【必要な人に情報が届かない現実 さらに…】

無料弁当を活用する人は少ないのが正直なところ

同じように支援活動されている団体の方から聞くと

「本当に困っている人ほど必要な情報が届かない」
「利用するのは貧乏と名乗り出るようなものだから恥ずかしい」

こんな現実があるのだそうです


【ある一言が流れを変える…】

無料弁当の活動を応援いただいくお客さまから

「家にあるお菓子や食材が余って捨ててしまうこともある
捨てるくらいなら困ってる人にあげたいけど
そんな場所があれば助かるのよね…」

なるほど、何かできないかと考えていたとき

福島のあるお店で
「誰でも好きに食材を置いていって」
「誰でも好きに食材を持っていっていい」

そんな「棚」を店頭に設置している
という動画を見ました

これは是非ともマネをしようと
もりもり弁当の店頭に棚付きのBOXを設置しました



【大事なことは「利用しやすい」と「知ってもらう」】

単なる「食材援助」だけでなく

各ご家庭の「食材ロスの削減」
これにもつなげることで
誰でも利用していいBOXにする

そうすることで生活困窮者であっても
恥ずかしい想いをせず利用できるかもしれない

また
誰でも利用してもらうことで
「食材援助の場所があること」の情報が
少しでも広がるのではないか

さらには
「無料弁当」のことも知ってもらうことにも
つながるだろう

とBOXの設置に至りました


【たくさんの応援とご援助をいただきました】

「共存と共栄」
助け合いながらともに生きていく
ここ数年来の私のテーマです

今の自分があるのは沢山の方々に
助けてこられたからこそ

その「ご恩」に報いるために
「恩返し」することも大事です

そして
いただいた「ご恩」を次の誰かにつないでいく

これもまた「恩返し」になる

この想いの元に
「ご恩つなぎBOX」としてスタートしました

設置や活動につき多くのお客様からご支援いただきました
本当にありがとうございます

皆様のご支援を次に「つないでいく」ことも
このBOXのミッションの大事な一つとなりました



【「BOX」から「プロジェクト」へ】

誰かの「ご恩」のおかげで自分がいる

そして
「ご恩をつなぐ」ことでまた誰かが助かる

その輪が少しずつ大きくなってくれる

皆さんの助け合いの気持ちを具体的にできる場所
また活動につなげていく

「ご恩つなぎプロジェクト」として
できることを少しずつ増やしていけたら
笑顔が増やしていけるのかもしれない

そう考えています

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