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【03】RH Factorって、こんなにカッコよかったっけ?

(2021_0405)

3、4日の土日は仕事とプライベート半々の用事で東京~関東へ。その間、Spotify は全然聴きませんでした。

われながら、変わったなあ。以前のわたしなら、どんなに暑くてもヘッドホンを常に頭にかぶり、荷物になってもCDを何枚も携帯してたものだけど。

軽いBluetooth ヘッドホンでも使うようにすればもっと便利になるのかな。いまの音楽タイムは専ら通勤中の車中と、深夜仕事中に限られてます。

さて、久しぶりに手を伸ばしたRH Factorの『Strength EP』。これがよかったのでずるずるとRH Factor を聴いてます。

Amazon マーケットプレイスで、LPがすごい値段ついてます。EP盤で 19,719 円。これはもはや投資対象だ。「CDは株券ではない」って成孔さんも言ってたよ。

RH Factorは、全部リリースされたときにCDで買って聴いてたんだけど、正直に言うと当時はあまり強く惹かれなかった。その頃はトラックメイキングに一番興味があって、サンプリングやポリリズムが好きだったせいでしょう。そういう観点からすると、確かにリズム自体は単調に聞こえたし、各曲の元ネタ的なところも少しわかりにくかった。

でも、今聴くとそういう表面的なレベルでなく、音楽力というか、グルーヴがすごい。言わずもがなだけど、特にロイ・ハーグローヴの地力がずば抜けてます。ストレート・アヘッドなジャズをやってるときはプレイヤーとして半ば selfish にやんちゃに吹き切る感じがあるけど、RH Factor ではサウンド全体を考慮して要所要所を押さえているように聴こえます。

それが顕著なのが次の『Distractions』。 これもいいんだよなあ。


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