Blueskyの生みの親であるジャック・ドーシー氏の退任はMisskeyとタイッツーにとって大影響がある

1.始めに。Blueskyの生みの親であるジャック・ドーシー氏が退任した


最近良くも悪くも大ニュースばかりでSNS界隈でも同じことが起きています。

今回、起きた事件はMisskey、タイッツーなどと共にツイッターの次のSNSとして注目されていたBlueskyの生みの親の一人であるジャック・ドーシー氏がBlueskyの取締役を退任したということです。

当然、Blueskyの利用者の間では「何が起きているんだ?」と多くの方が困惑しています。
今回のニュースを機に一旦、ジャック・ドーシー氏の経歴と辞めたことの影響を考えてみます。

2.ジャックー・ドーシー氏の経歴

これに関してはやっぱりというべきか、wikipediaに詳しく記事になっています。

簡潔に言うと「ツイッターの生みの親の一人だが、後にツイッター社を退任。その後、Blueskyを立ち上げるが、また退任した」ということです。

3.この退任を契機にMisskeyとタイッツーが追い込められる可能性が大きくなった


一見するとBlueskyで揉め事が起きているように見えるこのニュースですが、私は逆に見ています。
Blueskyの運営にとっては会社を黒字にするために邪魔な人間が出ていってくれた」ということです。

というのもジャック・ドーシー氏はツイッターの生みの親の一人ですが、ツイッターは世界規模のSNSにはなったものの、赤字決算と大量の不祥事を繰り返し、最終的にイーロン・マスク氏に買収されました。
つまり、ジャック・ドーシー氏は
生みの親でありながらツイッターを赤字にしておかしくしてしまった原因の一人
と見ることができるのです。
(もちろん彼一人だけの責任ではないので責めるのは酷ですが)

なので、Blueskyの経営陣にとってはこれから「広告及び有料サービスの展開などを行うことでこれから本格的に利益をあげ、ツイッターの二の舞を防ぐ」と方向転換しやすくなった可能性があります。

これはもちろん、Misskeyとタイッツーの運営にも大きな影響が出ます。
今後、Blueskyは莫大な利益を上げ、ユーザーも大量に確保。Misskeyとタイッツーがネットユーザーの隅に置かれる可能性が大きくなりました。
SNSは結局会社が運営する物であり、会社という物は利益が出ないと存続できません。利益こそがサービスの存続と拡大を決めるのです。

その意味で言えば、Blueskyにとって今回のジャック・ドーシー氏退任はある種渡りに船であり、逆にMisskeyとタイッツーにとってはいよいよBlueskyが脅威になってきた、と言えるでしょう。

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