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気功家 Qigong Master 2「丹田」

月に1~2回開催されている名古屋での気功教室を終えて東京へ帰ってきた。暗くて道中、気が付かなかったが東京は桜の開花が進んでいて驚いた。

今回の名古屋でもたくさんの生徒さんに会えて、皆いい顔して修練に参加していただけたのは何より。そしてたっぷりと修練できたと思うが、また次回お会いする時、さらに上達した姿を観るのを楽しみにしている。

今回は丹田呼吸、丹田強化を特に重点的にやったのだが、丹田とはへそから指4本ぐらい下にあるエリアでエネルギーの集約する部分。実際に腹部を裂いてもゴロンと出てくるものではないがそういう見えない部位である。

そこを意識して呼吸する、おなかを膨らませたり縮めたりという呼吸法が丹田呼吸と呼ぶものであるが、これがなかなか最初は難しいものだし、なれていっても上質な気が練られるようになるにはかなりの修練が必要とされる。

肚(はら)の人

ちなみに丹田が強化されてくるとまさに「肚の人」となる。文字通り肚が座り感情や思考に振り回されないどっしりとした芯のある人になるのだが、意識が頭や胸から下に降りてくる感覚。集中力、直観力も増す。

自分というものを考え、イメージした時、その主ははたして一体、どこにいるだろうか? 頭の中だろうか? 胸のあたり心だろうか? それともどこか遠くに行っちゃってるだろうか…?

頭は知の人。 胸は情の人。 遠くは夢の人…?

肚からガツンと生きる人になりたいね。(笑)

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