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【写真家18】RICOH GR3 イメージコントロールを使ったデジタルモノクロ !

今回はフォトコンさんより2021年12月号「デジタルモノクロ特集」にてGR3の担当のお話が来たので作例と原稿を寄稿。

イメージコントロール機能を使用したモノクロにアシスタントのるりこも興味があるということで動画の方でも解説をしてみた。

「デジタルでカラーをモノクロ変換しても、どこをどういじっていいのかよくわからない」そういう声は多いと思うが、今回はカメラ内に搭載されているイメージコントロール機能を使用。

「後で」パソコンであれこれいじるのではなく、あらかじめ用意されたモードを通し「現場」で背面モニターに映し出された被写体を確認しながらシャッターを押すというやり方になる。

今回はGR内蔵のハイコントラスト白黒、ハードモノトーン、ソフトモノトーンの3つを紹介しているが、いずれもその精度はデフォルトの段階でもかなり良いものとなっているので、何気ない日常もそのままドラマになってしまう。

もちろんモノクロに精通した方ならさらにキーコントロール、コントラストやシェーディング、シャープネス、粒状感、調色、明瞭度・・・なんかも追い込めるが、モノクロが良くわからないという方であればまずは好みのモードだけ選んでそのまま撮っていく方が混乱しないであろう。

またカラーのものも欲しいという方は「RAW+Jpeg」で撮っておけばカメラのモニターではモノクロ画像しか表示されないが、Lightroomなどの編集ソフトに取り込むとRAWファイルはカラーに戻るため、RAWファイル(カラー)とJpeg(モノクロ)の二つが編集ソフト上で確認できる。(パソコンのマイピクチャなどのエクスプローラー上では同じモノクロ画像が2枚ずつ並んでいくがRAW画像はクリックして一枚を見ようとすると専用のアプリが開き元のカラーに戻る)

後々じっくりLghtroomなどで最初からいじりたいという方は「RAW+Jpeg」で保存しておくこと良いだろう。

「手軽に本格的なモノクロ写真!」ということで、わかってなくても完成度の高いモノクロ写真が撮れてしまうわけだけども、ゆくゆくは心底「よくできてるなぁ!」と思えるぐらいモノクロ写真に精通していけるといいね!

0時と24時は同じであり違うのだ・・・。



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