日記 9月17日
「明日の朝、何したらいい?伝票ないけ、基盤やろ?どっちなん?」
たくさんの種類がある基盤の目視検査。急ぎはどれ?と確認する。
毎日、仕事終わりに明日の流れを確認してた。
一昨日でそれは終わり、昨日でとうとう工場での全作業が終了した。
契約終了。いわゆる雇い止め。3年ルールという工場独自の規則。3ヶ月あけてもう1回、電話があれば復帰可能。そんな不確かなものに期待できる訳はなく、辞退した。
平日は工場、他の日はスーパーでバイト。年中無休で働いて、働いて。家では晩ごはん食べて寝るだけの生活が続いてた。永久に続くって思ってたら呆気なく終わった。
今日はバイトもない。久しぶりにのんびりとした気分の朝スタート。職安行って職訓の相談して、バイト先で契約更新にハンコを。
ついでに、といったら失礼だろうが墓参りもしてきた。新しくできたバイパスを通り少しだけドライブ気分。
着いて蝋燭、線香に火をつけお参りをしてまわる。どのくらい、顔を見せてなかった?手を合わせ心の中での会話。ゆらゆらしていた蝋燭の炎が激しくたちあがった。
バイバイ、また、今度。
作品は観る者がいないと成立いたしません。観る者が1人でも成立いたしますが多ければそれだけ物書きという者ははりきるのです。観る者が育てるという役を選んでくれたなら物書きは安心して書くができるでしょう。