夢百夜話-ユメヒャクヨバナシ 第3夜
街中(マチナカ)をずっと歩いていたが誰にも会わなかった。人工的な灯りは全くなく本当に月明かり星明かりのみ。街全体に電気がないのか自販機は立っているだけで機能していない。
歩き疲れあいていたビルの入口から階段を使い屋上へとあがり腰をおろす。
自分の家からは黒々とした山だけしか見えなかったが今いるここは見通しがよく座っていても遠くの海まで見えた。ポケットから煙草を出し一服。煙はまっすぐ空に吸い込まれていく。煙草を吸いながら周りを見回す。
以外なものを、見つけ、思わず口から煙草がおちた。
そこで目が覚めた。
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作品は観る者がいないと成立いたしません。観る者が1人でも成立いたしますが多ければそれだけ物書きという者ははりきるのです。観る者が育てるという役を選んでくれたなら物書きは安心して書くができるでしょう。