”アナと雪の女王”から解く英語音声の薦め
【日記】首領の日常#96
2020/02/26(水)
英語圏の映画を英語音声で見た時、日本語音声にはない映画の表現が見えてくる。
特に分かりやすいのは”アナと雪の女王”内で流れる有名な曲”Let It Go”である。
エルサが王国から抜け出して自分の城を魔法の力で作り上げていくシーンで流れる。
この曲は日本でもかなり人気曲となっていたので聞いたことは一度くらいあるはずだ。
この曲、英語音声と日本語音声では受けるニュアンスが全く違う。
日本語音声でのこの曲は”もやもやする自分に対しての不満”を開放するシーンとして感じられる。
しかし、英語音声では”他人にとっての理想の自分に対しての不満”を開放するシーンである。
具体性が英語音声だと深く感じ取れるのだ。
英語版の歌詞では、他人や王国が求める女王像に囚われ、苦悩していた自分が一歩踏み出した途端、嘘のようにその苦悩が小さな事であったことに気づく力強い歌詞になっている。
日本版ではやはり和訳や歌詞の変更などをしなければならないという難しい仕事をしていることは当然だが、英語圏の映画はやはりそこの言語の言葉で聞くのが一番物語の内容やキャラクターの気持ちが伝わってくる。
英語音声で”アナと雪の女王”を見直すと確実に日本語版とは違ったストーリーを楽しむことが出来るだろう。
そう思う今日この頃である。
以上。
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”世界に誇れる日本のゲーム”を作れる漢を目指して、
日々精進いたします!