【謝恩価格本(45%OFF)】ノーベル化学賞に輝いた研究のすごいところをわかりやすく説明してみた
こんにちは。サイエンスライターの山口 悟です。
ただ今、拙著『ノーベル化学賞に輝いた研究のすごいところをわかりやすく説明してみた』が楽天ブックスにて謝恩価格本(45%OFF)として販売されています!
タイトルのとおり、ノーベル化学賞に輝いた研究の内容を噛み砕いて解説した本です。
とくに日本人受賞者の研究を取り上げました。
この記事では、4つの研究に絞り、本書を読むと何がわかるのか疑問形式で紹介していきますね。
2000年にノーベル化学賞を受賞!
白川英樹 先生 ー電気を通すプラスチックの発見と開発ー
「プラスチックは電気を通さない」ーーそんな当時の常識を覆したのが、白川英樹先生が発見・開発した『電気を通すプラスチック』でした。
・そもそもプラスチックって、どんな物質なの?
・物質が電気を通す(=物質に電気が流れる)とは、どういうこと?
・電気を通すプラスチックは、何かの役に立つの?
・どうやってプラスチックに電気を通すことができたの?
2002年にノーベル化学賞を受賞!
田中耕一 先生 ータンパク質の質量をはかる方法の開発ー
分子やイオンなどの物質の質量をはかることは、その物質の構造を解明するのに役立ちます。
しかし、当時は「タンパク質」の質量をはかることが難しかったのです。
私たちにとって重要な物質であるタンパク質。その質量をはかることに成功したのが田中耕一先生が突き止めた方法でした。
・そもそもタンパク質は、体の中で何をしているの?
・質量をはかってタンパク質の構造がわかったら、何かの役に立つの?
・タンパク質の質量をはかるのは、なぜ難しかったの? どうやって解決したの?
2008年にノーベル化学賞を受賞!
下村 脩 先生 ーオワンクラゲから緑色に光るタンパク質を発見ー
ホタルやホタルイカなどの、光を放つ生物。
そのような生物の中には、緑色に光る「オワンクラゲ」がいます。
下村 脩先生は、オワンクラゲから『緑色に光るタンパク質』を発見することに成功し、このクラゲが光る仕組みを解き明かしました。
・そもそも光を放つ生物は、どういう仕組みで光っているの?
・オワンクラゲが緑色に光る仕組みは、それまでとは異なる特別なものだったの?
・緑色に光るタンパク質は、何かの役に立つの?
2019年にノーベル化学賞を受賞!
吉野 彰 先生 ーリチウムイオン電池の開発ー
吉野 彰先生が開発に成功したリチウムイオン電池。
現在、スマートフォンやノートパソコンが普及しているのは、この電池のおかげといっても過言ではありません。
・そもそも電池は、どういう仕組みなの?
・リチウムイオン電池は、それまでの電池とは何が違うの?
・なぜリチウムイオン電池が、スマートフォンやノートパソコンの普及と関係しているの?
本書では、これらの疑問にお答えしています。
ノーベル化学賞に輝いた研究を知り、化学の世界を楽しんでもらえたらと思います。もちろん私たちの生活と結びついていますので、そのことも感じてもらえたら幸いです。
ノーベル化学賞について気になった方は、是非この機会によろしくお願いします!(2024年12月25日11:59まで。売り切れ注意)
<自己紹介|山口 悟(やまぐち さとる)>
2008年、北里大学薬学部を卒業し、薬剤師の資格を取得。
東京工業大学大学院博士課程を単位取得退学後、博士(理学)の学位を得る。
専門は有機化学。
製薬会社の研究員として医薬品の製造研究に従事したのち、薬学部の大学教員として有機化学の研究・教育を行なう。
2023年、サイエンスライターに転身。
著書に『身のまわりのありとあらゆるものを化学式で書いてみた』『ノーベル化学賞に輝いた研究のすごいところをわかりやすく説明してみた』(ともにベレ出版)『「なぜ薬が効くのか?」を超わかりやすく説明してみた』(ダイヤモンド社)がある。