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劇的スキルUP! ガイドのメンタリズム術編

この記事はガイド経験を積んだ方がレベル向上
するためのスキルを紹介したものです
目的はもちろんガイド料金を値上げするためで
す。ビギナーの方は読んでも理解できないかも
知れません。そのような内容です

スキルU Pと言っても登山ガイドは山岳ガイド
と違い、ほとんどロープワークを披露する機会
はありません。


実技的なスキルU Pは実習が必要ですがここで
紹介するのは自然解説やコミュニケーション等
の内容が中心となります


私の信念はガイドを増やすことで地球環境の
保全をする事です



劇的スキルU P! ガイドのメンタリズム術編



<目次>
1メンタリズムとは
2ガイドが行うメンタリズム7つのテクニック
3場面把握   
4観察 
5アセンブリ 
6条件付け
7マッチング 
8マーキング 
9会話
10まとめ




1メンタリズムとは

メンタリズムとは話術(コールド・リーディ
ング)心理学・催眠術・奇術・運動力学を融
合させ、人の心を読み、コントロールする技
術と言われています
いわゆる「あやつる」技術です
サービス業であるガイドは心理学同様、劇的
に総合的なスキルを向上するために役立つ情
報です

「悪用厳禁!」

参考書籍
誰とでも心を通わせる事ができる7つの法則
 著 DaiGo



2ガイドが行うメンタリズム7つのテクニック

(解説)
 ガイドが実行する具体的なテクニックを紹介
 します

<ガイドのメンタリズム7つのテクニック>
1場面把握   
 ツアーの状況を客観的にとらえて分析する
 技術
2観察     
 参加者をを観察する技術
3アセンブリ  
 参加者の視点から心理を読む技術
4条件付け   
 参加者の感情を動かす技術
5マッチング  
 参加者の心に入り込む技術
6マーキング  
 参加者を思い通りに動かす技術
7会話     
 効果的な話法



3場面把握   

ツアーの状況を客観的にとらえて分析する技
術について解説します

(目的)
場を把握させ暗示や誘導文で相手の行動を限
定(しぼり込む)させる

(方法)
 □状況と場面を限定する(分析する)
  ・・シチュエーションを理解する・・
 □その場に応じた言動を予測する
 □その場の雰囲気を読む 
  ・・場面を細分化する・・
 □参加者のの心理状態を把握する
 □ケースやパターンをシュミレーションする
 □場をコントロールする 
  ・・自分の「場」を作る・・
 □目的を明確にする
 □その目的を実現させる 
  ・・目的を「限定」する・・


<ポイント>
 ガイドとして現在の状況を分析する
 ○参加者の体力・健康状態・メンタル状況
 ○気候・気象条件
 ○欲求に対する満足度   など



4観察     

相手を観察することで変化や情報を得る技術
を紹介します

(目的)
 観察による情報を元に相手に意識させること
 なく行動を開始させる

(方法) 能動的な観察を心がける
 □見た目の第一印象
 □服装・持ち物
 □目線
 □口元
 □笑顔
 □スタンス
 □向き
 □しぐさ
 □声
 □絞り込んだもので試す
 □「意識的か無意識か」を把握する

<ガイドに必要なお客さまな観察>
 ○スマイル
 ○汗
 ○服装の状況や乱れ(開放・締め付け)
 ○アイコンタクト・目線ライン(どこを見てるか)
 ○ガイドとのスタンス
 ○向き(ガイドに対しての方向)
 ○しぐさ
 ○声のトーン
 ○テンション
 ○Q&Aによる反応
 ○気になる意識
 ○全体の雰囲気      など


<ポイント>
 「参加者を観察することで状況を把握する」
 「参加者を観察することで満足度を把握する」
 「参加者を観察することで欲求を見抜く」




5アセンブリ  

相手の視点から心理を読む 配置・空間を意
識する技術を紹介します

(配置)
空間を支配することで相手の感情をコントロ
ールする

(方法)相手のしぐさから心理を読み解く
 □目の動きから真実を見抜く
 □自然な会話から、感情や欲求を推測する
 □体の向きやスタンス(距離感)から心理を
  推測する
 □具体的に絞り込む
  「良い」OR「悪い」  
  「真実」OR「ウソ」 の関係性
 □上記の4つをさらに絞り込むための質問や
  問いかけをする
 □情報を収集し「メンタリズムカルテ」を作
  成する
 □ゲシュタルトを構成する
 □相手の視点となる
 □その視点での「欲求は何か」考える
 □その欲求に向け感情をコントロールする
 □感情を支配する行動を開始する
  パターン認識 
  ・立つ位置を考える
  ・右手か左手かを意識する
  ・誘導・支配アクションをする


<ポイント>
 2の観察技術をすることで次のことをイメー
 ジする
 ○参加者の視点に立つ
 ○参加者に必要なサービスは何か考える
 ○参加者に必要な行動は何か考える
 ○参加者の欲求は何か考える
 ○参加者が期待する行動は何かを考える
 ○参加者が喜ぶ行動は何か考える
 ○参加者が喜ぶ声は何か考える
 ○参加者が喜ぶ会話は何か考える


 「それを満たす行動や戦略、話題のシナリを
  を考える」




6条件付け   

相手の感情を動かす技術を解説します

(目的) 
相手の行動に動機をつけて上げ行動を開始さ
せる事

(方法)  アンカー&トリガーを使う
 □アンカーを埋め込む 
  ・特定のしぐさと行動を結びつける
  ・しぐさと感情を結びつける
  ・イメージと感情を結びつける
 □1対1でのアンカー法
  ・相手の感情に合わせ、自分が常に同じ行
   動を繰り返す
  ・相手のクセや習慣を利用する
 □1対複数でのアンカー法
  ・条件を勝手に決め、「条件付け」を構築し
   てしまう
  ・自分のルールを密かに押し付ける
 □自分自身のアンカー法
  ・自己暗示をする
  ・ジンクスをつくる


<条件付けの方法>
 ○相手の行動を説明し、言葉でそれを解決す
  るための行動を説明する
  例 振るえているので、上着を着ましょう

 ○欲求を満たす会話で誘導しましょう
  例 きれいな景色なので写真をとりまし
    ょう

 ○言葉で洗脳する
  例 「気持ちいいですね」
    「楽しいですね」
    「満足ですね」

 ○態度(ジェスチャー)で洗脳する
  例 両手を広げる  (さわやか)
    手をブラブラ  (リラックス)
    深い深呼吸   (落ち着く)


 「言葉とジェスチャーでアンカーとトリガー
  を用いる」




7マッチング 

相手の心に入り込みラポールを築く技術を紹
介します

(目的)
 「共感」「信頼関係」を意識的に作り出す

(方法)
 相手のクセや動きを真似る(同調させる)
 □ミラーリングする
  ・鏡にうつるようにしぐさを真似る
 □マッチングする
  ・ワンテンポ遅れてしぐさを真似る
  ・相手のアクションやテンションに合わせる
  ・言葉を同調させる
  ・呼吸を同調させる
  ・表現を同調させる
  ・イメージを同調させる
  ・思考を同調させる
  ・感情を同調させる
  ・小道具を同調させる
    「相手そのものになる」

 <ガイドのミラーリング法>
  ○同じ景色や方角を観る
  ○参加者の仕草を真似る

 <ガイドのマッチング法>
  ○歩幅やテンポを合わせる
  ○アクションを真似る
  ○深呼吸をする(呼吸を合わせる)
  ○言葉をオウム返しする
  ○解説によるイメージを同調させる
  ○思考や希望を同調させる
  ○感情を同調させる
  ○疲労度を同調させる
  ○思考を同調させる
  ○行動を同調させる
   ・飲水
   ・トイレ
   ・行動食を食べる


  「参加者の真似をする・真似させる」



8マーキング  

相手を思い通りに動かす技術を紹介します

(目的)  
相手に訴えかけたい要件やイメージを相手に
意識されないように「強調」し潜在意識に植
え込む

(方法)
 相手に伝えたいイメージを強調させるために
 変化をつける
 □アナログマーキング
  ・そこだけ声の大小
  ・声のトーンを変える
  ・話す速度
  ・話す「間」
  ・姿勢/動作
  ・氷上/目線

 □「埋め込み法」
  ・相手に伝えたいイメージに近い単語を話
   しの中に埋め込む
 □「混乱法」
  ・あえて混練させ、その後「諭す」
  ・ギリギリのタイミングをみはらかって
  「わかり易い言葉で伝える」
 □サイレントフォーカス法
  ・沈黙を演出し、ひきつける
 □ダブルミーニング法
  ・話す内容に埋め込みたいイメージを盛り
   込む

<ポイント>
  最終的にアンカーと結びつける  
  ・繰り返しアナログマーケティングを行なう
  ・感情と結びつける


<ガイドによるマーキング>
  ○意識して欲しい言葉を強めに表現する
  ○意識して欲しい言葉を繰り返す
  ○関連したイメージを想像させる言葉を散
   りばめる
  ○して欲しい行動を「やさしく伝える」
  ○して欲しい行動を「お願いする」
  ○して欲しい行動を「間接的に指示する」


「言葉や行動で気づかれないように意識させる」
   それに基づいた行動を促す



9会話 
    
効果的な話法について紹介します

(目的)
 メンタリズムのテクニックと併用して活用す
 る会話術

(方法)
 効果的なな話法を用いる
 □効果的な基本話法
  ・初対面の相手には「早口」で話す
  ・相手が息をはいている時に「説得」する
  ・リラックス時に「説得」する
  ・相手が食べ物を飲み込む時に「頼みごと」
   をする
 □応用話法
  ・イエスセット
   相手に「イエス」を言わせ続け、潜在心理
   に「ノー」を言わせにくくする
  ・ノーセット
   相手に「ノー」を言わせ続け、結果的に
  「欲求を飲ませる」
  ・バインド
   相手の質問の答えとして選択しを絞り込む
    ○○それとも○○にしますか
  ・クラスター法(分割法)
    会話の問題点を細かく分割し、良い部
    分を抽出する


<ガイドの用いるテクニック>
 ○分かりやすい会話
 ○分かりやすいプレゼン話術
 ○ユーモアのある会話
 ○コールド・リーディング術
 ○好意を抱かせるキーワードを散りばめる
 ○感謝を抱かせるキーワードを散りばめる
 ○恐怖を抱かせるキーワードを散りばめる
 ○盛り上がる会話術
 ○えこひいきする会話術


 「これらの会話術を活用しましょう」



10まとめ

記事のボリュームの都合上箇条書きのスタイ
ルでの掲載となりました
そこで、理解しづらいかもしれません
興味がある人は書籍を購入し詳しく学習して
下さい
(無料なので許して下さい)

これを分かりやすく書いたのが
有料ですが「マインドリーディング編」
となります


私なりにまとめるとガイドの解説やトークに
おいてこのメンタリズムを意識する事で
普通に話すよりはある程度洗脳できると言う
事です
ここで言う洗脳とは
「言うことを聞く」
「行動に納得する」
「良い評価が得られる」(満足する)

ガイドとしてメンタリズムを意識する事でか
なりガイディングが向上すると言う話です

特にストーリー(物語李)的な手法には
「強烈に役立ちます!」

 

  再び書きます

 「悪用厳禁!」


 「これであなたは最強です!」


        E N D

     ・・Just Do It・・



「最後までお読み頂きありがとうございます」
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