見出し画像

ビジネススキル!「個人ガイドデータ戦略」


「個人ガイドデータ戦略」
あなたは顧客のデータを集めていますか?
 
 
ガイドを始めようと思う貴方がビジネスとして
必要なスキルを紹介します
すでにガイド活動中に方にも役立ちます
私の信念はガイドを増やすことで「地球環境の
保全をする事」です
 
 
 
 
 
「個人ガイドデータ戦略」
 あなたは顧客のデータを集めていますか?

今回のレポートは顧客のデータを収集、管理しその
データを分析、顧客を増やすために活用するいわゆる
データ戦略についてです
個人ガイドを数年以上活動している方は、すでに実践
していると思われますが、めんどうくさがりやっていな
い方はぜひ実行してみてください
あらたな発見や認識の誤解などに気づきます
何よりも今後のマーケティングに驚くほど効果が
期待できます
まだ経験が浅いガイドさんは、これを機会に
データを収集してください
将来的に集客が、拡大します

最近はコロナパンデミックの影響もあり、ネガティブ
な内容が多かったですが、久々に貴方に役立つ優良な
情報を提供します

「いつも、ご購入感謝しています」

<目次>
1 データの収集について
2 データの管理について
3 データの集計について
4 データの分析について
5 データの活用について
6 その他のデータ戦略
7 まとめ


1 データの収集について

まずは、データの収集ですがガイド業務を実行した
全てのお客様、そして問い合わせがあった見込み客
も含めたデータを収集します
この際はお客様に対し、データを収集するために情
報をくださいとお願いするよりは、あくまでもガイ
ド側に寄せられた情報を収集するようにしましょう
なぜならば、誰しもが情報を知られる事は嫌な事だ
からです

例えば、受け付けの際プロフィールや趣味や
興味のある事、ガイドツアーの目的や実現し
たいことなどを書き込めるようなフォーマットを
用意すると容易になります
又、ツアー当日の会話の中で得られた情報や
メールでのやり取りで得られた情報もメモし
ておく事も必要です

ツアー中の会話や行動で気づいた情報については
明確な答えではなくても、ガイド自身の解釈で、
「何となくこんな感じではないか?」
でも良いと思います

それでは、例を紹介します
●問い合わせや申し込み事の情報
・年齢、年代
・性別
・住居地
・参加者(ひとり、夫婦、家族、友人、職場)
 家族の場合
 (親子と子供、母と娘、夫婦と息子など)
・宿泊状況(前泊有り、後泊有り)
・交通(車、公共の交通、その他)
・健康状況(事病、不安箇所)
・登山経験(初心 初級 ベテラン)
 など

(アドバイス)
メールでフォーマットに記入してもらいましょ

●オーダーの際のカウンセリング
・期待するサービス(複数記入可)
 □安全管理
 □自然解説
 □行程管理
 □写真撮影のサービス
 □登山技術の指導やアドバイス
 □地域の情報
 □その他

・興味がある事、知りたい事
 □景色や展望
 □お花
 □樹木
    □鳥
 □その他

・体験したい行動
 □山小屋泊
 □〇〇を食べたい
 □〇〇を見てみたい
    □〇〇に行ってみたい
 □その他

(アドバイス)
より良いサービスのためにご記入くださいと
お願いするようにしましょう

●問い合わせ時のアンケート
・問い合わせ経路
 (ガイド事業者のどのように知ったか)
 □ウェブサイト検索
 □その際のキーワード(                 )
 □S N S
    □LINE
 □雑誌広告
 □知人の紹介
 □営業
 □その他.

(アドバイス)
アンケートをお願いする際は割引きや特典を
用意する事で集まりやすくなるでしょう

●ツアー実行中の中での情報収集
・趣味嗜好
・職業
・過去に訪れた景勝地
・経済状況(富裕層 高収入 中間層)
・よく行く登山ショップ
・よく利用する S N Sや動画
・他、性格的な傾向

(注意) 
雑談でさりげなく聞き出しましょう


2 データの管理について

データについては漏洩しないよう充分な管理を
しましょう
このデータ活用においては顧客名簿とは異な
りますので、個人名や電話番号、メールアドレ
スは必要ないので記入しないようにしましょう
特に仲間内や組織内でデータのやり取りを行う
際は慎重にお願いします

3 データの集計について

データの集計については、主に比率(%)を知る
必要があるので比率を求めましょう
その比率を今度は月ごとや年間に集計し、その
推移を導きましょう
最近ではパソコン上でソフト(エクセル等)やア
プリで簡単に表計算でき、おまけにグラフにす
ることができます
グラフ化する事で視覚的に理解しやすくなります
さらに数値化出来るように自分なりに工夫しまし
ょう


4 データの分析について

次に前項の集計したものを分析してみましょう
あくまでも分析は数値化した数字を判断し数学
的な思考で分析しましょう
出来るだけ客観的に見て判断しましょう

<分析例>
●問い合わせや申し込みで一番多い参加者に
 ついて
・年代
・性別
・住居地
 その理由として考えられる事は何か?

●参加者は何人で誰と参加しているのか?

●現地までどのようにやってくるのか?
 その際、前泊、後泊はするのか?

●持病を抱えている人はどれくらいいるの
 か?

●不安箇所はどこなのか?

●登山経験はどのくらいの人が参加してい
 のか?

●期待するサービスの比率は優先は何か?
 □安全管理 (   %)
 □自然解説    (   %)
 □行程管理   (   %)
 □写真撮影のサービス     (   %)
 □登山技術の指導やアドバイス   (   %)
 □地域の情報   (   %)
 □その他   (   %)

●興味がある事、知りたい事は何か?
 □景色や展望 (   %)
 □お花    (   %)
 □樹木    (   %)
    □鳥     (   %)
 □その他   (   %)

●何の情報を見て問い合わせしてきたのか?
 □ウェブサイト検索  (   %)
 □その際のキーワード(                 )
 □S N S    (   %)
    □LINE      (   %)
 □雑誌広告  (   %)
 □知人の紹介  (   %)
 □営業    (   %)
 □その他.     (   %)

●参加者の傾向について
・趣味嗜好で多いもの
・職業で多いもの
・過去に訪れた景勝地で多い箇所はどこか?
・経済状況はどんな感じか?
   (富裕層 高収入 中間層)
・よく行く登山ショップはどこか?
・よく利用する S N Sや動画は何か?
・他、性格的な傾向は何か?
 など


5 データの活用について

 分析したデータの活用については、ズバリ
 データのボリュームに合わせて戦略を立て
 るという事です
 貴方の提供しているサービスにはそれを求
 めている方が集まってきているので、さら
 にそのような方をたくさん集める事がベス     
 トな戦略です
 仮にボリュームが少ない部分を強化する戦
 略もありますが、小規模な広報戦略で中々
 きびしいと考えられるからです
 (あらたなマーケットを開拓するよりは、現
  存の層を集める方が楽)

<戦略例>
・ターゲット客
 〇〇在住の〇〇代の女性
   〇〇の持病や不安を抱えても歓迎
・サービス内容
 安全を優先しながら楽しい自然解説を提供
 します。映えるスポットでは記念写真を撮
 影、思い出を記録します
    など

 これらの内容を問い合わせ経路の媒体の比
 率に合わせ情報提供(広告)します
 このようにデータに合わせて活用します


6 その他のデータ戦略

 その他のデータ戦略を紹介します
 基本的にはそのエリアに関連した情報を集
 めます。

●観光エリアデータ
 環境省や地方自治体など公的な機関ではた
 くさんのデータを公開しています
<例>
・そのエリアの年間入り込み数
・月ごとの入り込み数
・入山口別入り込み数
・宿泊数
・訪れた人の導線や経路
 (ビッグデータ)

<理解できる事>
そのエリアにてガイドオーダーする比率
(マーケットはどのくらいあるのか?)
どこからの入山が多いのか
(どこを起点にすると有利なのか?)
登山者はどのような経路でやってくるのか?
(その経路上でビジネスチャンスはないか?)

●ガイド事業者データ
 ウェブ検索で集めましょう
・そのエリアで活動するガイド事業者数
・そのエリアで活動するガイド数
・ガイド料金
・キャッチコピー
・その他ガイド事業者の特徴

<理解できる事>
 競合他社はどのくらいいるのか?
 (飽和状態なのか)
 競合他社はどのような戦略なのか?
 (自社と違う点は何か?)

 これらのデータから戦略を探してみましょ
 う。トライアンドエラーが重要です


7 まとめ

 今回は私なりの初歩的なデータ戦略につい
 て紹介しました
 現在はあらゆるビジネスでデータが活用さ
 れています
 A Iもデータが少ないとな成り立ちません
 データの量が多いほど精度が上がります
 もはや、データ戦略なしではビジネスが成
 り立たない世界です
 このような状況の中で特にガイド業界や組
 織は遅れています
 まったくとぼけた業界なのです
 批判する訳ではありませんが、個人のマイ
 ページがありながらアンケートも少なく、
 業界のデータがほとんどありません
 要するにガイドや顧客のデータがないので
 す。ですから集客や組織の活性化ができま
 せん。
 実はこのようなとぼけた業界だからこそ
 チャンスがあります
 いち早くデータ戦略を取り入れた人が勝利
 します
 是非、早急に初めて下さい
 
 
 
 
 
 
 「ありがとうございました」

 
 
 
 
 
 
                    END

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?