資格取得者向けセミナー資料公開! 服装と装備編
この記事は登山好きな貴方がガイド資格取得を
目指すために必要な知識を学ぶストーリーです
チャレンジを躊躇している方もこれでバッチリ!
私の信念はガイドを増やすことで地球環境の保全を
実現する事です
「資格取得者向けセミナー資料公開!」
装備と服装編
<目次>
1ガイドに必要な装備
2ガイドとしての服装
3まとめ
1ガイドに必要な装備
ガイド活動で必要な装備について紹介します
協会のテキストにおいては下記の内容が必要
装備として記載されております
この装備についてはあくまでも研修や検定で必要
な装備であり、現実的にはさらにプラスされます
重要なのはガイドは一般登山者と違い、参加者の
安全を管理するために必要なものを装備する必要
があります
いずれにしろ、かなり大がかりであり、重量も
重くなります(体力が必要です)
●装備
□地形図2万5千分の1 (読図に必要)
□鳥瞰図・(25万分の1)自然解説に役立つ
(樹林や植生・距離等が記載されている)
□プレートコンパス
□高度計 (腕時計可)
(位置確認に必要)
※個人的にはスマホやGPSで十分だと思うがあく
までも原理を理解するために検定では必要
□救急セット
□テーピングテープ
(参加者の怪我の手当てや予防に必要)
□ヘットランプ(2個、予備電池)
(1個は参加者にお貸しするもの)
□ストック
(参加者に使用させる事でバテを防ぐ)
□携帯トイレ
□ツエルト(2~3人用)
□バーナー
□クッカー
□非常食
(アクシデントがありビバークする際必要)
□行動食
(参加者にお分けする分を含む)
□クライミングロープ(8mm×30m)
□カラビナ
(安全管つき3 1枚はHMS ノーマル2個以上)
□ハーネス (自然ガイドもハーネス)
□革手袋
□スリング
(ソウンスリング150~180cm×1,120cm×2、
60cm×2)
(安全管理の対処や予防で使う)
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<その他必要なもの>冬季を除く
・お客様用予備の水(ペットボトル1本)
・ポイズンリムーバー
(ハチ等に刺された場合使用)
・冷却シート
・スポーツドリンクの粉
(熱中症対策)
・ちょっとした工具
(備品の修理に使う)
・防寒シート
(悪天候時の低体温症防止)
・予備のスマホバッテリー
・連絡先記入リスト
近くの病院・最寄りの警察署・消防署
顧客の緊急連絡先・旅行会社担当者連絡先
などが書かれたもの
とりあえずこれが最低限の装備ですが
行程により変動します
2ガイドとしての服装
ガイドとしての服装は基本的には機能性のある
ウェアで良いと思います
これは私からのお願いですが
重要なのは全国的なガイドの認知度向上のために
ガイドらしい服装が望ましいと考えます
例えば、フライトアテンダントさんや警察官
など服装で職業がすぐ分かるのが理想の服装です
他者からガイドとして認識されやすい利点があり
ます(レスキュー時有利)
後は清潔であることも重要です
これを押さえてください
後は商業的な目的としては下記の内容になります
<商業的なガイドの服装>
・高額なものを着用
(価格=機能)であり
高額なものを着用するだけで仕事ができそうな
イメージになる
・最新である(ファッション性)
地方のガイドさんはかなり古いものを大事に
使っている方が多い
・着こなしが優れている (見た目)
ガイドの実力は見た目で判断される事が多い
(その他の留意点)
□ブラブラさせない
よくあるのはザックに装備や小道具等をたくさんぶら
下げる方がいらっしゃいます
一般登山者では構いませんが、ガイド的にはぶら下げ
ることはやめましょう
(コンパスさえポケットにしまいましょう)
理由として枝が多かったり、岩場等で出来るだけ
引っかかるのを防ぐためです
又落としたり破損するリスクを避けるためです
(ぶら下げずにスマートなほどカッコイイ!)
□参加者と歩くときは熊鈴は遠慮する
下見等一人で歩く際は構いませんが参加者と歩く
際は熊鈴はザックにしまいましょう
理由としては解説トークや指示が音がうるさく
て伝わらない事が発生するからです
又、後続の方がうるさく感じるからです
□ストックはできる限り使用しない
ガイド自身の膝痛やバテが心配な時は使用する
べきですが基本的にストックは参加者にお貸し
するための装備です
理由としては参加者がバランスを崩した際、
すぐに手を差し伸べるためです
又、危険箇所ではロープ等をすぐに作業開始
できるためです
□ベストはやめましょう
地方(ローカル)ガイドの組織ではガイドの
イメージとして作業ベストをユニフォームに
している組織が多いです
自然観察では問題ありませんが登山ガイドでは
ベストはやめましょう
理由としては意外にベストは機能性がありません
(速乾性・防寒性など)
□半袖はやめましょう
出来るだけ長袖を着用しましょう
理由としてはロープワークの際、擦れて肌が焼け
るのを防止するためです
他にはウルシ等のかぶれ防止や虫刺されのために
も長袖の着用が望ましいです
□冬季や雨天での長靴着用はN G
中には滑り止めのピンがついていたり、捻挫予防
のための補強がついている優れものの長靴もあり
ますがガイドとしてはN Gです
(レンジャーさんは使用しています)
理由は参加者やお客様は登山靴であり、長靴では
ないためです
ガイド的には歩行のデモンストレーションの
役目もあるので登山靴が望ましいです
3まとめ
今回はガイドに必要な装備と服装を紹介しま
した
装備のポイントとしては
・出来るだけ軽量化を図る
・出来るだけコンパクトにする
・パッキングをしっかり行う
服装のポイントは
・お金をかける事です
お金をかけるほどファッション性や機能性が
手に入ります
装備と服装については
「お金で買えるものはお金で買え!」です
お金をかけた分、ガイド料で回収する
「最後までお読み頂きありがとうございます」
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