ビジネススキル! 「ガイドのブランド化について考える」
ビジネススキル!
「ガイドのブランド化について考える」
ガイドを始めようと思う貴方がビジネスとして
必要なスキルを紹介します
すでにガイド活動中に方にも役立ちます
大事な事なので有料ですが、すぐに元が取れる
と思います
私の信念はガイドを増やすことで地球環境の
保全をする事です
「ガイドのブランド化について考える」
今回はガイド(個人、ガイド会社)の依頼数
増加を目指すためのブランド構築について
検討してみます
1ブランドとは
ブランドもしくはブランド力とは検索する
とこのように記載されています
ブランド力とは、商品やサービスが持つ価
値を表わしますが、この価値は品質そのも
のというより、顧客・ユーザーの頭の中に
あるその商品やサービスのイメージのこと
を指しています。 そして、そのブランドが
他の商品やサービスとは違うと顧客・ユー
ザーがイメージしたとき、ブランド力が高
い状態となります。
ブランドを構築することをブランディング
といいます
2そもそも、登山ガイドにブランドは必要
なのか?
人それぞれだと思いますが、私は必要だと
思っています
現状でのお客様とのコミュニケーションの
中でよく耳にする事はガイドは山好き
(山やさん)なので、山やさんのイメージが
ガイドのイメージです
具体的には
・寡黙で静か
・自然好きでおだやか
・優れた登山技術で助けてくれそう
このような良いイメージが多いです
一方、ネガティブなイメージとしては
・ユーモアが少なく話しベタ
・都会的なセンスが少ない
・汗臭く、さわやかさに欠ける
などです
これが一般的なイメージだと思われますが
サービス業として競業他社との差別化を考
た場合、ブランド力が必要となります
もちろん上記のイメージ(ブランド)で満足
だと考えている場合は必要ありません
要するに私が日頃思うのは
「ガイド業界では差別化がすくなく、お客
様はどのガイドも同じと考えている」
ガイドビジネスで利益を出したいと考えて
いる場合、差別化を図ることで見込み客を
多く獲得できる可能性が高い
「業界的にお客様が選べるようにすること
が重要」
3理想的なブランドについて
理想的なブランドについては個人やガイド
会社の業務形態や理念、目標によって異な
ると思われますが、私が考える個人のガイ
ド像を考えてみたいと思います
(技術)
・登山のスペシャリストである
・登山技術に優れている
・体力的に優れている
など
(知識)
・全国の山域に詳しい
・植生に詳しい
・自然や生態系に詳しい
など
(人柄)
・やさしい
・たよれる
・リーダーシップがある
など
(見た目)
・スマートで筋肉質
・清潔でさわやか
・出来れはカッコいい
など
(サービス)
・ていねい
・コミュニケーション力がある
・親切
など
これらのイメージが一般的な理想だと思わ
れます
4ブランディング
どのように行動したら、ブランドが構築さ
れるのか?ブランドを構築するためには、
どのような行動が必要なのか?
について考えます
アクションプラン1
まずは自身のブランドイメージを確立する
どのようなお客様に対して、どのようなサ
ービスをどのような価格で提供するのか?
何を目標に掲げ、どのように接するのか?
どのような差別化で、他のガイドと何が違
のか?
モットーは何か?(キャッチコピー)
などを決定する
アクションプラン2
上記の内容を告知、宣言する
ウェブサイトやパンフレットに記載する
SNS等で投稿します
アクションプラン3
ブランドに合った仕事をする
それを数年維持する
(継続しなければブランドは構築されない)
アクションプラン4
お客様より評価(レビュー)をいただく
それを公開しる(世間に知らせる)
アクションプラン5
ファンクラブを結成する
オフ会を開催する
こんな感じです
5ブランディングの留意
▪️平均的な価格帯ではブランド化できない
ブランド化とは差別化なので、一般的な
ボリュームゾーンの価格帯では差別化と
なりづらい
一般的な価格帯より思いっきり高いか安
いかのどちらかとなる
「出来れば高価格設定かよい」
▪️何に特化し、何かを捨てなければブラン
ド化できない
サービスや商品においても何かに特化し
た方が差別化となりやすい
全てに満遍なくサービスした場合、特色
がなく差別化しづらく、何かを捨てる必
要がある
「例えば、自然解説は捨て安全管理に特
化する」
▪️お客を選ばなければブランド化できない
上記同様、全てのお客様をターゲットと
した場合差別化とならない
選んだ方がブランド化となりやすい
「例えば70才の富裕層の夫婦」
▪️マニアック(希少価値)でなければいけな
い
ターゲット顧客が同じで同業者のライバ
ルが多いとブランド化が進みづらい
ガイドそのものがマニアックでなければ
ならない(マニアックな方がブランド化し
やすい)
「例えばタイ語が話せる」
6ブランド構築のダークサイド
⚫︎ブランド構築には時間がかかる
世間的にブランドを認知してもらうために
は時間がかかる
歴史と実績があり、それが口コミやメディ
アで紹介されてこそブランドとなる
⚫︎優れた広告塔となる人物が必要
商品やサービスを提供する大企業はTVや
ネットのCMで芸能人や有名人を起用した
広告を展開します
ブランドはイメージなので、そのイメージ
に合う人物を起用した場合、消費者はイメ
ージが刷り込まれブランド化となります
ガイドビジネス(個人、法人)においては大
企業とは違い広告の予算がありません
そこで、私が考えるイメージ戦略は現場に
出るガイド自身(個人)やガイドスタッフ
(社員さん)を出来るだけカッコよい容姿で
カッコよい配列でウェブサイトやSNS等に
登場させる事です
出来れば、ターゲット顧客も登場させ、ブ
ランドイメージに合ったサービスを展開し
ている様子の写真をたくさん掲載させると
さらに効果的です
それらはもちろんトップページです
⚫︎ブランド化のための動画配信サービス
TVやネットの広告は無理でも動画配信サ
ービスやライブ配信については低予算て
行うことが可能です
新規のお客様よりは、一度参加したお客様
をターゲットに、登山技術のアドバイスや
グッズの紹介など役立つ情報を配信すると
喜ばれることでしょう
その中でブランド化をしっかり盛り込みま
しょう
⚫︎ブランド構築にはある程度お金が必要
ブランド構築を行うためには、上記で示し
たように広告や動画、SNS等実務以外にも
動画やSNS.ライブ配信などで広報する手間
および経費が必要となります
より良い服装や場所選び、出演者にもお金
を支払う必要が出てきます
そこである程度お金が必要です
7ブランディング参考例
<どのようなお客様に対して>
例 体力に自信がない
高齢である
登山初心者である
<どのようなサービス>
例 出来るだけバテさせない
しっかりとサポートしてあげる
歩行のアドバイスを伝達
<どのような価格で提供するのか?>
例 相場の倍
やや高額
地域で一番高い
<何を目標に掲げ>
例 年齢や体力で登山をあきらめていた方
もガイドのサポートで山頂を目指しま
す
できるだけ体力的に無理なく山頂へ導
ます
できるだけ長期間登山を楽しめるよう
に導きます
<どのように接するのか?>
例 やさしく、丁寧にお世話します
安全を最優先
優れたコミュニケーション
<他のガイドと何が違うのか?>
例 危険予知にすぐれており、ターゲット
の山は必ず下見しています
安全管理の習得を怠りません
危急時対応においても万全です
<キャッチコピー>
例 安全、安心、楽しい登山
8まとめ
現在は多様化の時代です
多様化とは個性を認め合うことです
これからはガイドが個性を出すことで、
マーケットが広がる可能性があります
最後になりますが、ブランド化とは差別
化であり、そのイメージを認知させる事
です
イメージなので、いわゆる洗脳みたいな
ものです
洗脳なので一度植え付けられた事は中々
書き換える事が出来ません
きっと長い間顧客になると予想されます
是非、ブランド化のために頑張ってくだ
さい
最後までお読みいただきありがとうございます
評価の参考やモチベーションになるので是非
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いです「感謝」
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