数年前から止まっていた新しい音楽への興味を取り戻し、気持ちを豊かにするためには
Vaundyを聴いて気分の良い朝がはじまる
朝、車に乗るちょっと手前で『裸の勇者』のメロディーが流れ始め、今日はこれを聴いて行こうかなという気分になります。車に乗り、シートベルトをして、朝入れたコーヒーをホルダーにいれ、iPhone を車に接続してたら、apple musicを開いてVaundyの『裸の勇者』をかけて出発するのが最近の日課になっています。お気に入りは『タイムパラドックス』『まぶた』『裸の勇者』で、ここ1週間ぐらいですっかりハマってしまいました。
Vaundyを知るほど、自然とワクワクする気持ちになって、今夢中になっています。
かなり人気のアーティストなので、今更という方がほとんどかもれしませんが、私のように乗り遅れた?人も、今からでも遅くはありません、ぜひ聴いてみるべきです。Vaundyの音楽や活動を通じて、クリエイティブな気分を感じ気分が高揚するからです。
Vaundyは音楽を作るだけではなく、MVを手がけたり、一人でオールマイティにものづくりをしているところが私を惹きつけました。
きっと、自分に制限をつけずに興味があることを追い続ける方なのだと思うからです。私はその対局で、興味があってももっと上手い人があるだろう、自分は違うと勝手に制限をつけることが多かったように振り返ります。
新しい音楽にふれることで人生は豊かになる。〜Vaundyの音楽と出会うまで
私は30後半でつい最近まで音楽を聴いておらず、簡単に言うと自分が大学生頃までに聴いていた曲から基本的にはストップしていました。色んな理由で効かなくなってしまったんだと思います。
同じような方がいたら断言します。音楽は色々聴いてみるべきです。音楽は自分の心良い方向に心を動かすからです。とはいえ、わたしも最初からVAUNDYをアンテナ高くキャッチしていたわけではありません。
アップルミュージックで普段音楽を聴いています。当然、目につくところにVaundyは出てくるので、聴きやすい環境にありました。
一番人気の曲を聴いてみようと、ヒット曲の項目の一番上にある『怪獣の花唄』を再生してみましたが、そのときはヒットしませんでした。思い返すと、Vaundyがどのようなアーティストなのかがわからず、捉えられなかったかもしれません。ちょっと前に聴いたときは『不可幸力』という曲で、『怪獣の花唄』と曲の雰囲気がだいぶ違ったからです。また、Vaundyのビジュアルも特徴的で、なんかおしゃれ系の難しい曲をやるアーティストなのかなと勝手に想像していたのも、曲をダイレクトに聞けていなかった原因でした。
そんな私を魅力に引き込んだのは1月7日リリースの『タイムパラドックス』です。イントロの雰囲気から曲全体の感じがとても聴きやすく、かっこいいのでぜひ聞くべきです。普段、曲を聴くときに私はあまり歌詞を注意して聴かないのですが、たまたま歌詞も気になって、興味を惹きました。
ポケットがキーワードになっているのですが、なんでポケットなのか?、そしてふしぎなポケットなのかな?と言う疑問だけ残りその時は謎で終わりました。
ドラえもんの主題歌ということは、後で知り納得しました。
Vaundyはアニメの主題歌も手掛けていて、知らぬ間に聴いている曲もありました。Vaundyを聴くようになってから、『裸の勇者』を聴いて、『王様ランキング』の主題歌だったことを思い出し嬉しくなりました。当時、かっこいいなと思っていた曲だったからです。
Vaundyは、リズムのとり方がとてもむずかしく、カラオケで歌おうと思うと結構練習しないと難しいのですが、(いや、練習してもかなり難しいのですが)、この不思議なリズムも魅力の一つです。
口ずさもうとすると、気づくのですが、予想外のリズムや音程なので、最初は全然口ずさめません。きっとあまりないパターンなのか、音楽的に難しいことをやっているのだと勝手に思っています。
なのに、耳に残る気持ちのいい曲で、全体として馴染みのある、好きだなと思える曲です。触りはかなりキャッチーで親しみやすいのに、表現の奥行きがあるので、魅了が高まっていのではないかと考えています。
音楽に影響されて出た自分の変化
Vaundyが人気になるまでの流れもまた魅力の一つでした。
一人で楽曲を作りネットにアップしていた時代を経て、YouTubeで公開した『pain』という曲がヒットして、人気となっていったとのことです。(YouTubeに上がっているので、ぜひ見ていただきたいですが、映像もかっこいい。)
魅力に感じた理由は、有名でない時代に、しっかりと作り込んだものを自分で作ってアップするというその行動力に憧れたからです。
ネットにあるVaundyのこれまでの道のりを見ると、できることを一つづつやりながら、できることが増えていったように見えます。自分の中で勝手に制限をつけず、興味があるから手を出すということをやっているのだろうなと思っています。
それに対し私は、勝手に制限や言い訳をして挑戦すらしません。なにかやることに対して興味が湧くことはあるのですが、勝手に自分はやっても対したレベルにまで行かないから、そういうかっこいいことをやるのは私ではない、その資格はない、誰かが良いと言ってくれないから、という理由をつけてやりません。
ポッドキャストのTOKYO HIGHWAY RADIOでVaundyのインタビューでがありました。その中で『アイデンティティーが確立していくのはこれから....』ということを話していて、全く自分の感覚とは違う、長期的な視点に驚きました。これぐらい売れて評価もされると、自分のアイディンティティーは確立していると思いそうだけれども、まだ道中という視点に自分にはない時間感覚を感じました。
『なんでも自分でやっていくスタイルは米津さんが先にやってくれてくれていて、自分がそのあと追うことができた』というようなことも話していました(ちょっとニュアンスが違ったかもしれません)特にこの部分が私の興味を弾いた部分でした。
私の固定概念だと、音楽を作る人は音楽を作るのみという型にはまってし舞うのではないかと想像しました。例えばの想像ですが、自分が音楽の活動をしようとしたときに、自分が音楽を作ったとして、ジャケットのアートとか、音楽に載せる映像まで手を出したかどうか。
これは私の想像なので違うかもしれませんが、Vaundyは自分で作りたいから作っていったのではないかなと想像しています。
abemaTVで武道館ライブ直前特集でも、音楽だけではなくそれ以外もマルチで活躍とありましたし、更に驚くべきところは、そうやって全体をやることもできるのに、他の人に依頼しているときは、自分から口を出すことはないということでした。他の方へのリスペクトもある姿勢が本当に素晴らしい。更に、現場に顔を出し、作り方を熱心に見ているとのことです。まだまだ貪欲に成長していく姿勢に見え、本当にその姿勢に私が驚きました。
一度好きになるとインタビューとかを色々調べていってしまうのが癖なのですが、調べるほどにVaundyの魅力が伝わってきます。
私が最も受け取ったことは、勝手に自分の中で想定をつくらない、ということでした。わたしは結構『こうだろう』と決めつけてしまうことがあります。実際は違うのかもしれませんが、VAUNDYの活動を追いかけることで、わたしが決めつけていた『こうだろう』思う根拠はなんだろう?考えるようになりました。
おそらくこれまでの人生の中で培ってきて、割と成功の確立が高かった考え方がもととなって後だろうという固定観念が出てきているのだと思いますが、それは過去の自分が作ったものです。
Vaundyのインタビューであった『アイデンティティーはこれから確立されていく』ということばが、大きく対比として感じます。自分の中でまだ自分を固めない、これまでの経験からくる安全なパターンも一旦脇において、ちょっとこれまでと違った行動をしてみよう、そう思わせてくれるアーティストに感じています。
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