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【快活ガチ恋】4 喪失

前回のあらすじ

新たな出会いを求めるハズが想定外のドタキャンを食らってしまった私は、どハマり覚悟で私を完全魅了した快活女性をお誘いする事に、、しかし彼女は接客中との事で、同店の違う女性をお誘いしてしまい、、

前回の記事はこちら↓


「クソー、、、」

ホテルの部屋で1人残った私は呟いた。

地雷を踏んでしまった憤りなのか、、
彼女と同じ店の違う女性をお誘いしてしまった後悔なのか、、
私の頭の中は後悔と罪悪感と自分の判断ミスの連続、戻らない時間と出費、、ぐるぐると駆け巡る。

オキニの彼女を待ち、時間もショートにすれば
ギリギリだけどホテルの退出時間に間に合ったんじゃないのか?

いや、違う!こんな思いをするぐらいで良かったんだ!もし彼女に会っていたら、今この時間はもっと苦しい時間だったハズじゃないのか?

そもそも、そのどれでもない適切な選択肢があったんじゃないのか?

よりによって彼女と同じ店の、、、

これ、彼女に分かっちゃうよな、、、

私はホテルを出てからも、その事が頭から離れなくなっていた。
再びネットやYouTubeで情報を貪る、、、

店にもよるが、快活客が誰についたか知ろうと思えば知れる。
もし知ったとしても特に気にしないが、印象は良くない。
「オキニと同じ店の違う女性を指名するのはマナーが良くない」
初見客レベルに格下げ、、、

、、、、もう会えない、。
どの面下げて、また会いたかった!なんて言えるだろうか、、
ガチ恋なんて言う資格ねえ!!


全く彼女が気にしなかったとしても
知っていて気に食わないながらも、前回と同じように接してくれたとしても
全然知らなかったとしても、、

自分には耐えられない!!


完全なる不完全燃焼で多くの未練を残し
私は禁断の扉をもう開ける事すら、扉の前に立つ事すら出来なくなった、、

以前の私なら、こんな事全く気にしなかっただろう
こんな気持ちにすらならなかっただろう、、
凄く仲良くなって別れ際寂しくなった事ぐらいは
あったけど翌日には忘れていた、、
また行きたくなったら行けば良いや、ぐらいにしか思わなかった、、

なんで、こんなに辛いんだろう?

次回に続きます


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