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NOをYESにする技術



「この企画書、続き手伝ってくれる?」


相手方が忙しい今、これほど頼むか頼まないか迷いそして緊張感が走る言葉も少ないでしょう。一瞬軽い電流が走ったような、横に座る人も振り向きます。そして近くのお姉さんはあなたに目を合わせることもなく無表情に言うでしょう。


「忙しいので無理です。」と


何がいけなかったのでしょう。あなたが何を書いたのかすらわからない企画書を持ってきたから?それもあるかもしれません。

ですが、手伝ってもらうのにふさわしい言葉を言わなかったことに問題があるのです。では、こう言ってみたらどうでしょうか。


「いつもありがとう山田さん、この企画書手伝ってもらえる?」



たったこれだけの差で、成功率が上がります。理由は2つあります。

なぜなら、「ありがとう」と感謝する言葉に人は否定しにくいからです。

これは人間が生まれ持った本能で自分を認めてくれる人のことをサポートしたいという意識が生まれるのです。


さらに、「山田さん」と名前を言われると、人は答えたくなるからです。


これにより山田さんは「この私」に対して感謝していると感じあなたのことをちょっと身近に感じます。人は、関係ない人には断りやすいですが近い人には断りにくいですよね。


もちろん必ず OK が出るわけではありません。ですが今まで0%だったものが、いくらかでもありになれば、人生は明らかに変わります。

認められなかったものが認められるようになります。


就職活動で、プレゼンで、好きな人への告白で、友達へのお願いで。

それら全て、伝える技術で成否が変わるものです。面接なんてまさにそうです。


面接会場で自分の人生を生で見せることはできませんから、伝え方だけであなたのことを判断されるのです。


人生は、小さなものから大きなものまで伝える技術で変わります。


しかも人生の節目になるような重要なポイントになればなるほど、伝え方がダイレクトに結果に結びつくのです。


今回も読んでくださり、ありがとうございました。また更新しますので、読んで頂けたら嬉しいです。

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