笑えるほど演技が下手な若林さん
若林さんは演技が上手くないことで有名です。
2014年に初出演した映画「ひまわりと子犬の7日間」日本アカデミー賞を受賞したことはあるのですが、授賞式での西田敏行さんとのやりとりで大スベリをしたことが伝説になっています 笑
もう終了しましたが、三菱電機のCMを杏さんと長年つとめていましたが、20テイク以上するのが普通、というくらい演技が苦手なんだそうです。
最近だと、東京ドームで開催されていたリアル脱出ゲーム
春日に支配された東京ドームシティからの脱出
で録音された若林さんの演技がぎこちないことでリトルトゥースを楽しませてくれました。
最近、ある意味若林さんの武器ともいえる演技の下手さを活かす企画があったそうです。それは、
子役と一緒に演技について学ぼう
という企画。これは大人の若林さんにとってはかなりしんどい企画です。
子役とみんなと順番にセリフ読みをさせられて若林さんがセリフを読むと、変な空気になったそうです。
これは笑っていいのだろうか
という感じで 笑
子役の親御さんたちも、こんなにできないものなのかと驚いていた様子だったとのこと。先生役の人が子役のこどもたちに、
若林さんにアドバイスできる人いますか?
と言うと、子供たちは一斉に手を挙げます。指名された子は
若林さんは自分を抜いたほうがいいと思います
と核心を突いたアドバイスを与えます。
自分を抜く、という表現から武道館ライブの際に披露したイタコ漫才を思い出した若林さん。
子役の子どもたちは自然に自分の人格・キャラクターを忘れて役になり切れますが、若林さんは性格的にそれが難しい。若林さんはINTP(論理学者)の可能性が高いと言われていますが、それも関係しているかもしれませんね。
後日、サトミツさんと若林さんの2人で出演するCMがあり、あのマクドナルドのCMと同様、2人でフリートークをして下さい、と頼まれたそうです。
その時の若林さんはむしろ生き生きとトークを展開して、その場の空気を支配していたとのこと。
このエピソードはなかなか性格分析の面から示唆に富んでいるな、と感じました。私も若林さんに近い性格タイプINTJ(建築家)なので、非常によく分かる気がするのですが、要するに
自分を捨てて何かになりきるのが苦手
自分が自分のままで、自分が好きなテーマについて話すならどれだけでも話せる
ということだと思います。
おい若林、演技が下手で子役に笑われること、死んでも辞めんじゃねえぞ!
以上です。
(初出:オードリーのオールナイトニッポン 2024年4月6日)