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幻想振動症候群(ファントム・バイブレーション・シンドローム)の回避法

こんにちは。星田暁です。

着信がないのにスマートフォンのバイブレーション機能が作動していると錯覚する現象を「幻想振動症候群(ファントム・バイブレーション・シンドローム)」というと以前紹介しました。

「誰かから連絡がきているかもしれない」「自分の書き込みに誰かが反応しているかもしれない」という不安が、ズボンが擦れる際の振動といったあらゆる状況が、スマートフォンから来るバイブレーションだと脳が予想してしまう。

それではこの現象を回避する方法はどんなものがあるか。

幻ラリー・D・ローゼンは、幻想振動症候群はいつ通知かくるのかという「不安」から起こるものだとしている。この症状から抜け出すには、スマートフォンが起因する「不安」を解消することが効果的ではないかと説明する。「不安」の解消方法はシンプルだ。90分から2時間おきに10分だけ外に出て、公園を歩いたり、瞑想をしたり、運動をしたり、音楽を聴いたり、歌ったりすれば良い。少しの間、スマートフォンをはじめとするテクノロジーから離れ、脳を落ち着かせることが、不安のレベルを大きく下げることに効果的だという。他にも、SNSやメッセージ、スマートフォンの通知などをチェックする時間をきっちりと定めておくことで、幻の通知を受けることは少なくなるそうだ。

スマートフォンに対する不安を解消することが、「幻想振動症候群(ファントム・バイブレーション・シンドローム)」を回避につながる。

便利な社会になる一方で、その便利さに依存して必要以上に不安な感情が生まれたり、人間の能力が退化している部分もある。

便利な道具を上手く使いつつも自分自身の感情や能力については向上させていきたい。


今日も健康的な1日を。

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