「最近の若いもんは打たれ弱い」は、世界人類普遍の事実
「最近の若い者は…」
上の世代が若い世代を批判する時に使う、定型句のようなこの言葉、実は紀元前2,000年のトルコ辺りの粘土板で作られた書簡にも書かれています
日本でも、平安時代からまったく同じ言葉で若者の振る舞いを批判している記録が残っています
時代や価値観の変化についていけない頭の固い大人たちが、自分の理解を超えた若者の言動に対してひとまとめに「自分たちと違うこと=悪いこと」と遠吠えしているだけのものなので、基本的にまともに聞かなくてもいいものです
が!
その中に実はひとつだけ、上の世代の言う通りなことがあるのです
それが…
「打たれ弱い」
実際のところ、若くなればなるほど、つまり親よりもわたし達、わたし達よりもわたし達の子になるほど、どんどん打たれ弱くなっているのです!
なぜなら…
「失敗しない」から
「失敗しないふわくしゅスフレ」
「失敗しない炭の火起こし3つのコツ」
「失敗しない手土産の選び方」
「失敗しないキッチンレイアウト5選」
「失敗しないヘアアレンジ」
どうでしょう、似たようなタイトルの記事を読んだことはありませんか?
素人でも専門家でも、その経験から得た「失敗しない方法」を、SNSなどでシェアしている時代です
その通りにやれば、初めてのことでもまず失敗しない!
これは別にSNS時代のいまに始まったことではなく「記録を残す」という人類の大発明の弊害なので、どうしても避けられないこと
「ハウツー本」なんてものが大々的に出てきた時代から、若者は圧倒的に失敗をしなくなりました
そして文章で読むよりも、画像や動画で解説された方がはるかにわかりやすいため、時代を追うごとに失敗することはさらに減ったのです
でも、「失敗しない」で育つことには以下のふたつの危険が潜んでいます
◾️思考停止
☞「正解ルート」を与えられることに慣れ、
知らないことに対してとっかかりが思い浮かばない
◾️試行錯誤する機会の減少
☞「なんで失敗したんだろう?」と原因と結果の
仮説検証をして試してみる機会が減る
実際のところ、忙しい現代人であるわたし達は「最短ルートで効率の良い方法」をいろんな場面で求めてしまいます
が、子育てでそれをやってしまうと「自分で考えられない子」が育ってしまう危険があるのです
たとえ
牛乳1本、たまご1パック無駄にされたとて
食器のひとつやふたつ、壁紙一面台無しにされたとて
「自分で考えられる子」が育つなら安いものだと言えるでしょう
・失敗させる
・苦労させる
・恥をかかせる
ぜひ、お子さん自身が興味のあることで、いろんな失敗をさせてあげましょう!
子どもが失敗する機会を親の都合や効率で奪っていないか、手や口を出す前にちょっとだけ考えてみてあげてくださいね🎵
はしょらず
ていねいに
ひとつひとつ
子育て時間を楽しみましょう🎶
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親が既成概念を外すと
アート思考な子が育ちます
アート思考な子が増えたら
世の中はきっと
もっと平和でうつくしくなる
アート思考な子どもをいっぱいにして
世界中をいろいろな才能の花で
満ち溢れさせましょう
🌈Satori式アート思考子育て🌈
佐藤りえこ
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\3月6日(水)朝10時からインスタLIVE/
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