選択肢を多く与えられた子どもは親の顔色をうかがい自己主張できなくなる
子どもの才能や可能性を広げるため、さまざまな習い事や体験教室など、小さいうちからいろいろな選択肢を与えようとしている親御さんは多いことと思います
しかし実は選択肢を多く与えられた子どもは選択肢の少ない子どもよりも自分の意見や好みを主張することができなくなるという傾向があります
一見すると逆のように思えるかもしれないので、改めて図示して見てみましょう
いったいなぜ、このようなことが起きてしまうのでしょうか?
これは子どもに限った話ではありませんが、選択肢が多すぎると人は以下のように思考停止してしまいます
「どれを選んでいいかわからない」
「違いを把握するのがめんどくさい」
子どもが小さいうちに選択肢の多い場面が続くと、子どもはやがて自分の頭で選ぶことをやめ近くにいる他者=親が喜ぶものや親の期待に沿うものを選ぶようになるのです
自分で選ぶ・決めるという行為は、自己決定力を上げ自分の判断や価値・基準を信じる経験を積むことにより、自己肯定感を高めるのに必要なことと言えます
そのため本来であれば子どもが小さいうちからたくさんの選択肢を与えていきたいものなのですが、親の顔色をうかがって自己主張できないような子になったのでは困りものですね。。。
そこで押さえたいのが、子どもに選択をさせる際の以下の3つの注意点です
・選択肢は最大で3つ程度に絞る
・選択肢は明確な違いのあるものにする
・選択の機会を増やす
選択肢の種類ではなく選択の機会を増やしてあげることが重要です
選択の機会は日常生活のさまざまなシーンで与えることができます
食べるもの
☞緑色の野菜の中から選ばせる、たまごの調理法を選ばせる
着るもの
☞同じ袖の長さの服から選ばせる、同じ色で丈の違う靴下から選ばせる
スケジュール
☞ごはんやお風呂などの生活時間や遊び時間などの順番を選ばせる
適切な選択肢と機会を持つことで子どもは自己決定力を伸ばし、失敗を重ねながらも自分の選択基準を育て問題解決能力を身につけることができるのです
はしょらず
ていねいに
ひとつひとつ
子育て時間を楽しみましょう🎶
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「折れない心」で問題解決する子を育てる家庭教育プログラム
Satori式アート思考子育て体験会を開催!
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体験会では、Satori式アート思考子育ての3つの柱のひとつである
「子どもの考える力を伸ばす質問」を実際に体験していただきます
親が質問を転換させることで子どもに「考える道筋」をつけ、頭の中の情報を整理させるため、考える力を伸ばすことができるものです
子どもは自分の意見に自信が持てるため、自己肯定感も高めることができます
体験会の開催概要は以下の通りです
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1月17日(水) 10:00〜12:00
1月18日(木) 10:00〜12:00
1月19日(金) 10:00〜12:00
1月20日(土) 10:00〜12:00
1月21日(日) 10:00〜12:00
1月22日(月) 10:00〜12:00
1月23日(火) 10:00〜12:00
各回定員:3名
会場:オンライン(zoom)
体験参加費:1,000円
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ぜひ体験会にご参加いただき、家庭で繰り返し実践してみてください
きっとお子さんの成長を感じられるはずです✨
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