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年齢と性別によって使い分けたい効果的な子どもの褒め方〜年齢編〜

子どもの年齢と性別によって
効果的な褒め方があります

心の発達段階や
言語の理解度に合わせて
言葉や褒め方を適切に選ばないと
せっかくたくさん褒めていても子どもに届かず
自信をつけてあげることができない...
ということが起こります

年齢によるおおよその褒め方は
幼児期と学童期とで
分けることができます

幼児期(2歳から5歳くらい)の褒め方のポイント

・具体的な行動や努力に焦点を当てる
・明るい表情や愛情込めた言葉で褒める
・できるだけ頻繁に褒める

「たくさん食べたね」
「お片付けができたね」
「自分でボタンがはめられたね」
など、日常生活の中で
「できたこと」について
「良い行いである」という
フィードバックをする
ように褒めてあげます

気をつけたいのは「すごい」という言葉
つい使ってしまいがちですが
これは程度を表す言葉です

「すごい悪い」「すごいヤダ」など
悪いことを表現するときにも
使ってしまうことがありませんか?

「すごい」自体は
程度のはなはだしさを表すだけの言葉なので
これを多用すると
子どもの語彙力にも影響が出てきてしまいます

日本語には
うつくしい言葉がたくさんあるので
なんでもかんでも「すごい」で
表現してしまう子になってしまっては
残念な気持ちも...

便利だからつい使ってしまいますが
気をつけたいですね💦

学童期(6歳から12歳くらい)の褒め方のポイント

・成長に合わせた褒め言葉で期待を表す
・自分の強みや成果を認識させる
・努力に焦点を当てる

「わかりやすい説明ができるようになってきたね」
「素早くていねいに問題を理解できているね」
「頑張っていたことが見事に結果になったね」

など、本人が努力していることについて
それを見ているというメッセージを込めながら
結果との因果関係を示し
自己効力感や努力意欲を高めます

気をつけたいのは
親から見て明らかに
努力が足りないと思われる場合
親の求める努力量と
子ども自身が想定した努力量が異なるケースです

結果に結びつかないときには
いっしょに改善点を考えることで
次回からの子どもの努力量を増やすように
勇気づけることができます

しかし
思いがけず良い結果に結びついたときには
結果だけを褒めてしまうことが多くなります

この場合は
親のあなたが必要と思っていた努力量とは
異なっていた旨を伝えたうえで
見えていないところでどんな努力をしていたのか
子ども自身に努力の振り返りをさせる
ようにしてください

これにより
子どもは自分の努力の結果なのか
ラッキーだったのかを
客観視する機会を得て
次の挑戦に生かすことができるようになります

子どもの発達段階や
言語の理解度に合わせ
適切な褒め方で
子どもの健全な成長を
促してくださいね

はしょらず
ていねいに
ひとつひとつ

子育て時間を楽しみましょう🎶


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