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初の子連れ海外旅行 ニューカレドニア🇳🇨(イルデパン2日目)
前回の続き。2022年5月のGW。長男の1歳の誕生日の次の日からニューカレドニアに行くことに。今回が記念すべき初の子連れ海外旅行。
(前回記事)
伝統帆掛け船「ピローグ」ツアー
イルデパン2日目。本日も早起き。ささっと朝食を済ませ、ホテル主催のツアーに参加することに。今回のツアーは、メラネシア伝統の帆掛け船「ピローグ」に乗って、島で一番綺麗と言われている「ウピ湾」を巡るコース。
迎えに来てくれたワゴン車に乗ってコース出発地へ到着。
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これどこに乗るの?思ってたよりも脆くない?大丈夫?
不安気な表情になっていたのか、今回のキャプテンが「ヘイ!」と気さくに話しかけてくれた。案内されるがままに付いていき、早速船に乗り込む。なるほどこっち側に乗るのねと納得。
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乗ってみると案外安定している。壁こそ無いが、波も穏やかで、何よりキャプテンの信頼感が半端ない。まさに玄人の手さばき。
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目の前は一面エメラルドグリーンの海。本当に贅沢な時間。静かな波の音と、ゆっくり揺らされる気持ち良さで、今にもうたた寝してしまいそう。
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続く景色は、まるで小さい頃に思い浮かべた"南の島"そのもの。1歳にしてモノホンを味わえる贅沢な息子。恐らくもう覚えてはいないだろうけど。
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航路には、時おりお魚が跳ねたり岩礁が現れたり。今回は見られなかったけど、運が良ければウミガメやイルカにも遭遇できるそう。
コースの丁度半分くらいまで来たら、今までよりも更に波が静かなポイントに到着し、キャプテンが船を停めてくれた。
キャプテンは無言で海を指差す。「泳げ」ということかと推察。しっかりシュノーケリングセットも持ってきていたため、夫と交代で泳ぐ。
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海の中はお魚天国。熱帯魚らしいカラフルな魚がたくさんいた。水深も深くなかったので息子も遊ばそうかと思ったが、船の乗り降りが怖いため今回は断念。
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船に戻ってからは、疲れで軽く息子と一緒にお昼寝。落ちなくてよかった。
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ツアーのフィナーレになんと虹!
天国にいちばん近い島でした、本当に。
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最高のツアーが終わってしまい、ホテルへ戻るとランチタイム。ホテルのスタッフが、島の伝統料理「ブーニャ」を作って待ってくれていた。
「ブーニャ」というのは、バナナの葉にお肉・ヤム芋・タロ芋・ココナッツミルク等を入れて包み、石のかまどで蒸し焼きにした料理。
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包みを広げるとバナナやココナッツミルクのほんのり甘い匂いが漂い、食欲を誘う。
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鶏肉も芋もほんのり甘くてホクホク。1歳の息子も美味しそうに食べていた。
ここでしか食べられない料理をお腹いっぱい食べて満足していたら、ヌメアへ戻るフライトの時間が近づいてきた。
フライトを待つ時間に夫がイルデパン島をドローンで空撮。
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名残惜しいが、まだ旅は始まったばかり。ワクワクを胸にヌメアへ。
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ー イルデパン編、完 ー