HTML5の高機能お絵かきアプリChickenPaintがお絵かき掲示板で使えるようになりました
2021年5月2日ChickenPaintを発見。
5月4日、ChickenPaintの起動実験に成功。
そして5月8日…。
お絵かき掲示板交流サイトでChickenPaintが使えるようになりました。
pooお絵かき掲示板のようにレイヤーがたくさん使えます。
クリッピングレイヤーや、色の補充量を調節できる水彩ブラシもあります。
UIはPhotoshopで、ブラシはPainter。そんな感じの高機能なアプリです。
↑ChickenPaintではじめて描いた絵。2021年5月4日。
ChickenPaint発見の経緯
繁体中文版のPOTI-boardの翻訳を改善するため、台湾のお絵かき掲示板を調べていたら…。
海外のお絵かき掲示板のアーカイブへのリンクが目にとまり…。
海外では「OekakiPoteto」というお絵かき掲示板が使われていた事を知りました。
「OekakiPoteto」をGoogleで検索してみると…。
「OekakiPoteto」から分岐した「Wacintaki Poteto」がありました。
「Wacintaki Poteto」は2016年にChickenPaintに対応、かなり前からChickenPaintの前身、ChibiPaintに対応していた事がわかりました。
ChickenPaintを導入
「Wacintaki Poteto」が対応しているのなら、「POTI-board」でも対応できるのかもしれません。
しかし…。
npmビルドに失敗…。
私の技術力じゃだめか…と思ったのですが、GitHubにビルド済みのファイルのリンクがありました。
しかし、それは2018年のものでした。
でも、2018年版でも使えるのなら…と思いながらPOTI-boardを改良。
↑
2018年版のChickenPaintで山田エルフ先生。
でも、iPadで描く時にパレットが移動できない問題は…?
もしかしたら、最新バージョンでは解決済みの問題なのかもしれません。
そこで、作者の方にお願いしてビルド済みの最新バージョンのコードを公開してもらいました。
最新版のChickenPaint
↑ChickenPaintの最新版。
最新版は
「下のレイヤーでクリッピング」ができました。
レイヤーのサムネイルもありました。
レイヤーマスクも…。
iPadでパレットの移動ができない問題も解決ずみでした。
Wacomタブレット+Windows Inkで筆圧がきれいにでます。
iPad+Apple Pencilでも筆圧が綺麗にでます。
ChickenPaintはこれから
2週間くらいずっとChickenPaint対応作業…でした。
使ってくれる方も少しずつ増えてきました。
しかし英語ではわかりにくという話になり、日本語訳をはじめたところ…。
言語パックを作って多国語対応…という話になり、その日本語訳に参加…。(2021年5月19日)
いろいろなペイントアプリの機能を調べる事そのものが趣味になっていたので、数種類のペイントアプリの用語を参考にした日本語訳を作る事ができました。
こんな感じの画面になりますよという話の流れででてきた画像は…アイコンがさらに改良されたものでした。
例えば、アンドゥ、リドゥを直感的にわかる矢印のアイコンに。
作者の方の素早い対応には驚かされぱなしです。
iPadで発生していたダブルタップズーム、パームリジェクションの問題をフィックス
追記です。2021年8月6日に、iPadでChickenPaintを使う時に発生したいた、ダブルタップズーム、パームリジェクションの問題が解消されました。
またスマホにも対応しました。
サポートが終了したBootstrap4をBootstrap5に換装して機能を追加した、ChickenPaint Beもできました。
お絵かき掲示板交流サイト
ここまでざっとChickenPaintがお絵かき掲示板交流サイトで使えるようになった経緯を書きました。
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