英語学習...[Berlitzに通ってみたレポート]
・Berlitzに通ってみたのでレポートします。昨今巷に広告溢れる英会話教室の中で、検討されている方のご参考にされば幸いです。
・通ったのは、Berlitzビジネス英語クラス[Berlitz business frontiers]グループレッスンとなります。レベル的には中級の初めという位置になります。
・1講義=1unit で1unitが40分、全40unitのコースとなります。途中スケジュールが合わなかった2Unit以外、38unitを通しで受講しました。
・URL http://www.berlitz.co.jp/business/
・Berlitzを選んだ理由は、知名度です。ちなみに、benesseグループである。
はじめに
コースを決める前にレベルチェックがあり、ネイティブと会話をして、最適なコースを提案してくれます。
ただし、グループレッスンの場合、２〜３名の人が集まらないとコース自体が開講しないため、自分にあったコースが開講する予定があればいいですが、そうでない場合、途中まで進んだコースに途中参加するか、もしくは人が集まるまで待つ、という必要があります。マンツーマンなら当然この必要はありません。私の場合、たまたま翌週スタートのグループレッスンコースがあったため、速決定しました。
雰囲気
・講師はネイティブです。英語以外の言語は話しません。本当に日本語が解らないのかどうかは謎。
・講師1名、受講者2〜3名で、私の場合受講者ほぼ固定の2名、たまに振替受講で1名追加になったり、逆に自分1名になったりもします。
・1日で基本2unit進み、途中5分の休憩を挟み、1日85分講義です。
・テキストは、割としっかりしたもので、1unitごとにゴールがあり、会話・リスニング・グラマーがバランスされています。講義後の宿題ページもセットになります。
・テキストに沿った専用アプリがあり、全てのリスニングと練習問題がスマホで行えます。（アプリのUIについては要改善箇所が多い。）
ポジティブポイント
・ベルリッツは「間違いを間違いのままにせず指摘してくれる」「単語だけの受け答えでなく、ちゃんと文を作るよう指導する」というのが宣伝文句でした。
確かにその通りで、センテンスで返すことを指導されるのですが、これによって、いかに自分が正しい構文を口頭で作れないかが、自覚されました。特に、doとdoesの使い分け、have+過去分詞（現在完了形）、passive型構文など、中学英語レベルで習うことが、いざ会話の中で瞬間的に出てきません。また、構文を意識することによってさらに混乱して言葉が出なくなります。
これには焦りを覚え、後述する「瞬間英作文」という本を買って別途学習することにしました。そんな中で多少なりとも、正しい文法の構文を話すことには近づいていったかとは思います。
ネガティブポイント
・講師によって質・進め方がバラバラ。
講師が毎回ランダムに変わります。
質という面で、
①テキストに沿いつつ、テキスト以上の講義・会話をする。
②テキストの問題をたんたんと進める。
③全くテキストを無視して、自己流の進め方をする。
という3タイプ分けられます。私の評価は、①＞③＞②です。
②のタイプの場合、テキストの問題に対して答える。 → 「Do you have any questions?」と聞かれる。はっきり言って大した疑問はない、以上。の繰り返しで、これだったら一人で問題集を解いてるのと変わんないではないか、と思うことがありました。
③のタイプの場合、会話が雑談となっていき、人によっては楽しいのですが、文法が矯正されるかは限らないので、アウトプットの場と考えた方がいいでしょう。
①が50%、②が15%、③が35%といった割合で当たる、といった印象です。
・企業内のビジネスシチュエーションに寄っている
これは全ての人にとってネガティブではないのですが、私にとってはです。例えばUnitゴール（出来る目標）が、「上司に報告する」や「在庫をレポートする」などいかにも大企業でありそうなシチュエーションが設定されておりますが、そのようなシーンそのものが日常経験として無い業種の人にとっては、英語以前に会話が思いつかない、という事態が起きます。
もう少し、ITやフリーランスの業種の人にも、馴染める汎用的な内容にしてほしいです。
まとめ
・WEBサイトのリーディングや旅行で不自由がないとしても、会話で正しい文法が使えているとは限らない、ということを自覚させてくれる。
・さすがに週１の受講だけでは、乗り越えることはできないので、自宅学習として、瞬間英作文というテキストを買いました。
ポンポン話すための瞬間英作文 パターン・プラクティス
瞬間的に、時制や人称による動詞変化を意識した作文を頭で行うトレーニングになる良書だと思います。
・さらに学習の必要性は感じるので、今後別のコースにもトライしてみたいと思います。
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