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YGGオーナーズクラブ2024年度二次募集馬総合評価セレクト(5頭)


YGGオーナーズクラブ2024年度二次募集馬の評価

となります
先行満口の
ハッピーナウの23
サクラナスカの23
につきましては省略させていただきました。
個人的な見解となりますのでご出資につきましては自己責任でお願いいたします。

ハッピーダイアリーの23

カタログ評価 C−
種牡馬評価 B
厩舎評価 C+
馬体評価 B−
歩様評価 D+

カタログ評価 C−
母16歳時の8番仔で活力としてはかなり厳しいですね
母は中央で3勝を挙げています
兄姉の最高実績は中央1勝となっており、ここまで活躍馬は出ていません
祖母は中央3勝、叔母にも中央3勝馬がおり、大活躍とはいきませんがまずまず渋い活躍をしている牝系です

種牡馬評価 B
マインドユアビスケッツは牝馬の勝ち上がり率が27%とほぼ平均値です
代表産駒にはホウオウビスケッツ、デルマソトガケなど牡馬ではかなりの大物が出ています
得意レンジとしては芝は短距離マイル、ダートは距離不問と柔軟性のある種牡馬ですね
本馬はアグネスタキオンの肌になりますのでおそらくダートのマイルまでが守備範囲になりそうです
まずまずの安定感に加え芝ダート問わず当たれば超大物も期待できる面白い種牡馬です

厩舎評価 C+
田島俊明厩舎はリーディング80位前後を推移する中堅厩舎です
牝馬の勝ち上がり率は20%と平均をかなり下回ってしまっていますが、
代表管理馬にはテリオスベル、レイハリア、サクラクローバーなど牝馬の大物も多く、当たれば大物も期待できそうです
ダートの短距離を得意レンジとしており、本馬との相性は良さそうですね

馬体評価 B−
ガッシリとした筋肉量の多そうな馬体でダートが向きそうです
胸周りがしっかりしており、手先も軽さがありそうでトップラインにも問題は見当たりません
血統と馬体が合致していて好印象です

歩様評価 D+
全体的にかなり硬い歩様ですね
クビの使い方も上手くありませんし歩様からは高評価はしづらいです
ダートなので多少は大丈夫かな?というぐらいです



マレキアーレの23

カタログ評価 B−
種牡馬評価 C+
厩舎評価 B−
馬体評価 A
歩様評価 A

カタログ評価 B−
母7歳時の2番仔で活力としては非常に優秀ですね
母は川崎で1勝、中央で2着1回、3着一回です
姉はまだ未出走で、
祖母は北米のG3を2着
叔母のレディオブフィフティはG1クレメントL・ハーシュS優勝、G2バイヤコアS優勝などの実績のある活躍馬です
その下にもOP勝ちのある産駒が並び見栄えのするブラックタイプとなっています
かなり牝系の活力は期待できそうです

種牡馬評価 C+
シルバーステートは牝馬の勝ち上がり率が25%と平均を下回っています
牝馬の活躍馬にはウォーターナビレラ、コムストックロード、ラヴァンダなどがおり、クラシックにもそこそこ顔を出していますね
得意レンジは芝の短距離〜中距離をバランス良くこなし、ダートも短距離なら走らなくもないようです
ただ、潰しが効くというほどではなく、基本的には芝一本の種牡馬かと思います

厩舎評価 B−
庄野靖志厩舎はリーディング70位台を推移する中堅厩舎です
牝馬の勝ち上がり率は28%とほぼ平均値ですね
牝馬の代表管理馬にはプールヴィル、ドゥアイズ、スウィープフィートなどがおり、牡馬ではスワーヴリチャード、ニシケンモノノフ、サマーウインドなどの超大物も並びます
まずまずの安定感に加えて大物の期待も持てそうです。
牝馬のクラシック出走率が平均を大きく上回っており、早熟性のあるシルバーステートとは合いそうですが、得意レンジが芝の長距離、ダートの短〜長距離となっているので少し厩舎と種牡馬の得意レンジにズレがあります。
とはいえ、スウィープフィートを預託した厩舎に回すということでクラブ側の期待も透けて見え、個人的にはこの世代の大将候補かなと思っています。

馬体評価 A
非常に良く見せますね
日当たりもありますが毛ヅヤは文句無しですし、
胸の容積もしっかりしています
背中が短いのもいいですね。関節もしっかりしていますし、下腿部にまで筋肉が乗っています。
斜尻曲飛で瞬発力に富む後駆ですね。
体型からは遺伝子C.C型の通り短距離マイルで存分にスピードを発揮してくれそうです。
もう一つ好印象な点として顔が良いですね、聡明そうでドライスタウトに似た印象を受けます。
馬体は特に文句をつけるような部分は無いですね
現時点で458kg、菅囲19.5cmと馬体としては牝馬の中ではアドバンテージも取れそうです。

歩様評価 A
滑らかでしなやかなトップラインの動きをしており、非常に良く見せます
踏み込みも深く、反発力も十分ですね。
これはかなり走ってきそうです
少し前が硬いようにも映りますがこれだけの動きならそこを気にするべきではないでしょう。



コマノスクアーロの23

カタログ評価 C+
種牡馬評価 ?
厩舎評価 C+
馬体評価 C+
歩様評価 A−

カタログ評価 C+
母15歳時の8番仔で活力としてはかなり厳しくなってきます
母は中央で1勝を挙げており、兄姉は7頭中5頭が勝ち上がり、3頭が複数勝を挙げる安定感を見せています
その中でもメイドイットマムは地方でトップクラスの活躍を見せており、繁殖としての能力は高いものがありそうです
曽祖母リンデンジョオーの産駒にも4勝馬1頭、3勝馬が3頭おり、中央での大物の期待はどうかも勝ち上がりに関してはかなり安定感のありそうな牝系です

種牡馬評価 ?
ダノンスマッシュは新種牡馬で傾向については不明です
ロードカナロアの後継で高松宮記念、香港Sなどに勝利しており1200mでの実績が豊富です
母父ハードスパンという血統からダートで走る産駒も出てくるかもしれません

厩舎評価 C+
西園翔太厩舎は開業2年目ということでまだ傾向は出揃っていません
少しづつ順位を上げており、今季はここまでリーディング103位を記録しています
牝馬の勝ち上がり率は31%と平均を上回っており、
代表管理馬にはプロスパリダード、クリオミニーズなどがおり重賞級の馬の輩出にはまだ至っていません
芝の短距離〜中距離、ダートの短距離を平均的にこなしているようです
特に本馬との相性が悪いということはなさそうです

馬体評価 C+
胸周りはしっかりしており、背中も短めでバランスの良い馬体です。
短距離血統ですがそこまで筋骨隆々といった風貌ではなく、スラッとした馬体でそこそこ距離もこなしてくれそうです。
遺伝子型もT.Tということで母父ゼンノロブロイが強く出ていそうですね。
現時点で419kgと馬格としてはあまり恵まれているわけでは無さそうです
ダノンスマッシュ産駒でT.T型というのも少し引っかかるポイントですしもう少し馬体も欲しかったところです。

歩様評価 A−
安定した歩様でテンポ良くキビキビと歩けています。
硬さと柔らかさのバランスも良さそうですね。
飛節がしっかりと伸びており、ブレも少ないのでそこまで時間がかかるタイプでもないでしょう
歩様自体はかなり良さそうに見えます



ビジュートウショウの23

カタログ評価 B+
種牡馬評価 D
厩舎評価 ?
馬体評価 B+
歩様評価 B

カタログ評価 B+
母12歳時の7番仔で活力としては少し厳しいですね
母は東海で1勝に終わっていますが、本馬の姉にスウィープフィート、祖母にスイープトウショウ、三代母の産駒にはトウショウフリーク、サウジダービー勝ち馬のピンクカメハメハなど活躍馬を多数持つ活力豊かな牝系です

種牡馬評価 D
アニマルキングダムはまだ産駒数が少なくデータは出揃っていないものの、牝馬の勝ち上がり率18%と現状平均を大きく下回ってしまっています
産駒にはまだ大物と言えるような馬は出ておらず、中央では3勝クラスが最高実績となっています。
適性も詳しくはまだ不明ですが、おそらくダートのマイル前後が主戦場になるのではないかと思います

厩舎評価 ?
新規開業厩舎ということで詳しくは不明です

馬体評価 B+
フォルムが整っていてバランスがとても良いですね。
胸周りもしっかりしていますし手先にも軽さを感じます。
芝ダート問わず距離も不問でこなしてくれそうなパワフルな馬体に映ります。
馬体としては個人的には全姉のスウィープレジーナよりも良く見えます。
現時点で445kg、菅囲19.5cmと及第点ぐらいの馬体には成長してくれそうです。

歩様評価 B
若干テンポがブレる場面は見られますがキビキビしており印象としては悪くありません
まずまず悪くない歩様かと思います。
飛節のブレが少ない点も好材ですね。
歩様も全姉のスウィープレジーナより良く見えます。


スクリーンデビューの23

カタログ評価 B−
種牡馬評価 ?
厩舎評価 ?
馬体評価 B+
歩様評価 C+

カタログ評価 B−
母12歳時の5番仔で活力としてはギリギリセーフですね
母は東海で8勝を挙げており、兄姉にはまだ中央での勝ち鞍はありません。
祖母は中央6勝、叔父のツクバノーブルも日経新春杯優勝を始め重賞で入着を繰り返した活躍馬です。
牝系の活力自体は非常に優秀なものがありますね。

種牡馬評価 ?
フィレンツェファイアは新種牡馬で傾向などはまだ出ていません。
ダートの短距離を息長く走った馬であり、地方適性は高そうです。

馬体評価 B−
凄い馬体ですね
筋骨隆々で重戦車といった雰囲気です
胸周りもしっかりしており、トモの筋肉量も凄いです。
手先も軽そうで見栄えも素晴らしいです。
ただ、1歳の時点でここまで筋肉量が豊富だと、成長力に疑問を感じますし、スピード面でも懸念が残ります(その点では地方募集なのは+ですね)
現時点で509kg、胸囲187cmと立派すぎるぐらいの馬体を誇ります。
牝馬は馬体がありすぎても競争能力が落ちますし、このぐらいで止まって欲しいところです
ロマン枠としての魅力は充分ですので様子を見れるところまで見たいところです。

歩様評価 C+
少し重さは感じますがまずまずテンポ良く歩けています。
前後から見ても馬体が分厚くやはり重戦車といったイメージです。
筋肉量ゆえか可動域は狭めですね、これ以上は硬く出ないで欲しいところです。
後肢のスナップが非常に力強いのが特徴的ですね
歩様からも大きく割り引くような要素は見当たらないのでやはりロマン枠として面白い存在だと思います。



推し馬

かなり面白そうな馬を揃えているな、という印象で上記の5頭はどれも走ってきておかしくない馬だと思います。
その中でも

マレキアーレの23

カタログ面、馬体、歩様、どれをとってもこの世代では頭ひとつ抜けて見えます。
母の活力としても走りごろですし一口行って損はないと思います。(私も一口出資予定です)

スウィープレジーナがどう出るかを見れるなら

ビジュートウショウの23

も父アニマルキングダム以外は文句ありませんし(父不振ゆえのこの募集価格とも言えますが)

重戦車 スクリーンデビューの23

は優秀な牝系にロマン抜群の馬体は夢があります

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