『青くて痛くて脆い』人間らしくて好き!
雑な映画感想コーナー!
またこんな夜中だよ
寝たいけどかなり良かったので今書く!!
柄本佑目当てでずっと観たかったけど、アマプラ配信してなかったから後回しになってた作品。
2020年の夏公開?
そんな最近?
といっても、、わたしはやっと息子が卒乳したくらいか、、かなり過去だね😂
ひよっこの時から個人的に気に入ってた岡山天音くんが、最近見る作品に結構出ていたし、いよいよ認知度が爆上がりするらしい模様なので、やっぱり波に乗ってみました。
近所にTSUTAYAがないので、初めてGEOに行きましたよ。旧作だと跳び上がるほど安い。50円くらいだった。😂
吉沢亮も杉咲花も良かったし、原作知らないけど脚本も面白い。
めちゃくちゃリアルで、台詞もリアルで、
本当に痛くて、青くて、脆いですね。
これは映画好き(と一括りにしちゃうと怒られるけど)にはなんかたまらない気がしますけど。
わたしは、たまらんです。こういうの。
楓と秋好が対峙するシーンはほんとに良かった。
2人の泣き方は、いつもリアルだったし、というか、普通にリアルに号泣できるよ。あれは。
脚本と演出が良いんだろうな。
脚本家も監督もちょっと存じ上げないけど。ごめんなさい。
で、脇役の柄本佑と岡山天音は、ほんとにすごい。
岡山天音は、「うまいな」って呟いちゃうほどに上手い。なんであんな上手いの?
人間観察が趣味なの?
台詞の間の取り方とか、仕草とか、表情とか。
めちゃくちゃ上手い!
あと顔が普通に好き。笑
どんな役でもできる顔なんでしょうね。
イケメンとは言われないかもしれないけど。
男の子は顔が完璧じゃないくらいの方が、良いかもね
(母親としての独り言)。
もう最初の飲み屋のシーンで岡山天音への期待値高まりすぎてなんでこんなに一般的な人間をさらっと出せるんでしょうか。本当に心底尊敬します。
柄本佑は、めちゃくちゃかっこいい良い役でした。
REDではカッコよくて良い役が他の要因で全く映えず残念でしたが(とこんなところで愚痴ってみる)、
今回は柄本佑目当てでも損なしでした。
出番はそんな多くないけど、良い台詞も言うし、だけど臭くないし、これはえもたすだから沁みるよね、台詞が。
光石研もすっごく良かったね。
いるよねこーいう人。
(森七菜も良かったね。)
でもこの人の気持ちも分かるんだよねぇ。。
アツくなって、相手のこと考えられなくなるんだよねぇ。痛い痛い。(自分のこと)
この作品の良いところは、
悪役が出てこないところかな。
わたしはこういう、彼ら登場人物の人間性が掬えるような映画がすごく好き。
みんなそれなりに痛いんだけど、みんなそれなりに生きてるし、わたしたち視聴者の代弁者で、決して悪者ではない。だけど少しずつ弱いところがあって、その弱いところを補えたり補えなかったり。そういう些細なところを、丁寧に摘み取っていける作品は、映画としてたくさんの人に少しずつでも影響を与えるんだろうなーって思います。
あーすっごく良かったなー。
サークルの意識高い系とそーいうの馬鹿にする系とか
ガチャガチャしたのが苦手系とか
カテゴライズするしない問題とか
自分を持ってるか持ってないかとか
そういうのって、大学では如実に現れるけど、
実際大人になっても、いくつになっても、
根底では眠ってて、上手いこと立ち回れるようになるだけなんだろうなとか思うね。
だから、この映画は大学生の話だけど、
別に大学生に限らず、誰にでも、刺さるところがあると思うよ。
単に思い出して痛くなったりするわたしみたいな人も含めて。
あー眠い。
でもよく寝れそうです。