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40代もソロキャンしてもいいじゃない
少し前だけど、ついにソロキャンをした。
ついにって言うと満を辞した感があるけど、そうでもない。
家族で年に一回くらいキャンプしてる程度の、ドラクエのレベルで言うとソマリアにやっといける程度(ドラクエIII)。
でもなんだかソロキャンって憧れる。
前から行きたいって思っていた。
たまたま、子どもが学校で嫁がバイトの日に自分が休みというタイミングがあり、なんとなく前日に
「ソロキャンプいってみようかなー」
なんて言ったら嫁から
「いいやん。いってきなよ。どうせ行かないだろうけど」
も言われた。
確かに行かない。
今までも理想を言うくせに実行したことがない。
それを嫁はよく知っているのだ。
でもなんだか悔しい。
見透かさせれているところが悔しい。
甲斐性無しみたいに見られてるのも悔しい。
翌日の朝、キャンプ場に電話してみた。
いや、どうせ当日にいきなり予約できないだろうとたかを括っていたのだ。
そしたら行こうとしたけど行けなかったという大義名分ができる。それでいいのだ。
そしたらなんと、予約できてしまった。
行かなきゃいけなくなった。
いきなりの予定変更。
でもこの機会を逃したら永遠に行かないだろう。
そう、俺は変わるのだ!
変わらないために変わり続けるとラーメンの一風堂も言っていたじゃないか。
ということで、わたわたと準備。
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こんな感じの荷物を車に乗せて、
あとは行きながら買い出し。
いざソロキャン!
いざ新しい自分!
さて、家から約1時間。
買い出しもそこそこに、近くのひっそりしたキャンプ場に到着した。
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ここが今日の俺の家!
森に囲まれてとても涼しい。
まずはテントを立てなきゃ。
1人だとテントを立てるのも大変。
YouTubeで立て方を確認しながら黙々と作業。
汗をかきながらなんとか完成!!
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ここでやっと落ち着き、座ってのんびり過ごす。
鳥のさえずりと川のせせらぎが心を癒してくれる。
人里離れ、1人で自然の中で過ごす時間。
最高の贅沢だ。
ふふふ、まさかほんとに行くだなんて嫁も子どもも思ってもみないだろう。父はこんな無鉄砲なところもあるんだよ。
日も暮れてき出したので、
そろそろ火起こしを。
ここは文明の力、チャッカマンを使用。
あれ、なかなかつかない。
そういや火起こしのための新聞紙とか持ってない。車の中から燃やせそうなレシートなどを集めて再チャレンジ。
火ってこんなにつけるの大変だっけ。
すぐ消えてしまう。
うちわとか風を起こせるものを持ってくるべきだった。なんかあおげる物はないだろうか。
あ、そういえば本があった!
読まないだろうなと思いながら持ってきた文庫本があった!
それを使って必死に火を起こす。
ばたばたばた
やったー、ついた!!
全く読まないつもりだったけど念のため持ってきた本がこんなところで役に立つとは。
しかもこの本のタイトル、、、
「論理的に考える方法」
って。めちゃくちゃ原始的に使ってしまった。
でもやっと火もついてご飯タイム。
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外で食べたらなんでも美味い!!
ビールも美味い!
日もくれてきて、寒くなり、
ここからは焼酎のお湯割りで体を温める。
焚き火もあったかい。
火ってやっぱり癒しだ。
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どうなるかと思ったソロキャンプ。
やってみてよかった!!
1人で過ごす時間ってとてつもなくリフレッシュになる。
何も考えず、ただひたすら自然と向き合う。
慌ただしい日々のリセットボタンだ。
これは癖になりそう!
とまあ、素人のおじさんがドキドキしながらソロキャンプしたという話です。
そのあと夜に雨が降り出して
不安の中、テントで何度も起きたことや、
外に置いておいた食べ物をあさりに獣がやってくるんじゃないかと心配になってテントを飛び出したことや、朝のコーヒーが人生最高の味だったことなど、いろいろ語り尽くせないが、とにかくみんなソロキャンプしようぜ!ということで話を締めさせていただきます!