Day273:「仕事を成し遂げる技術」ストレスなく生産性を発揮する方法
著者:デビッド・アレン 出版社:はまの出版(2001年)
A.
《ポイント》
①頭に未完了を抱えない。(脳を休めること)
②必ず行動を動作レベルまで落とし込む
③リラックスする(リラックスと生産性は比例する)
④「この仕事に期待される結果は何か?」
(やるべきことを絞り込む重要な質問)
生産性を望むなら、結果が明確にされる必要がある。
⑤入ってくる情報を処理、整理する完全な仕組みを持つこと
【問題提起】
なぜ、生産性を発揮する方法を知る必要があるのか?
・現代社会は、仕事が量的に増え、不明瞭になっている(労働習慣の変化、仕事の終わりが不明瞭)
・日々増え続ける仕事や情報にフラストレーションを感じながら、現状をどのようにして打開すればいいのか、途方に暮れている人が多い。能力が変化についていけなくなっている。
何かに影響されずにこなすことができる人は殆どいない。
【鍵(キー)】
人生のなかに取り込むインプットは全て、フロントエンド方式で決めていくように自らを訓練する。同時にどんなときでも実行できる、あるいは再調整できる「次の行動」のプランを持てるようにする。(仕組み化を使う)
知識労働という私達の新しい文化にかけているもの:
「行動とツール」(←これは、ワンセット)
大量の新たなインプットを毎日コントロール+物事をどんどん片付けていかなければならない。
【実践のコツ】
■仕事を管理する基本的な必要条件
1、集中バケツにいれて頭をクリアに
2、大事なものを明確にして、何をすべきか決める
3、定期的に見直すシステムの中に整理しておく必要がある
取っ掛かりには「2分間ルール」を。
プロジェクトに取り組む際には、”目の前の事柄に対してきをそらされることなく、全神経を集中する”
■行動管理のコツ
・5分も書けて管理しない。
・過剰な情報を管理するな。
・優先事項を管理するな。(優先事項はあなたが握っている)
※行動の管理が最も難しい
追記:大抵の人は、プロジェクトに対し、新たな行動を決めないでいることがあまりにも多い。
自分が決めていない、明らかにしていない行動を管理するのは非常に難しい。
本当に問題なのは、プロジェクトが何なのか、そしてそれに関連して必要な次のステップはなにかそれがよくわかっていないこと。
バックエンドではなくフロントエンドで考えていく。
*個人の生産性改善には、ボトムアップから。
(細部からはじめて全体へ向かうほうが行動しやすい)
【活かす】
「ワークフロー表」でプロジェクト(開ループ)を処理。
決めた行動を「2分間ルール」に基づき実践する。
「やる」「委託する」「延期する」を瞬時に決める。