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【今日の本】


年収3000万円父さんはなぜ、億万長者なのか(雑誌タイトル)
プレジデント社  2021年5月14日号

年収が低くても資産家と呼ばれる人がいる。
どうやってお金を増やしてきたのか?

❶[3セレクト]

①節約も大事だけれど、贅沢も大事


収入の満足度が低い人は、「お金を使いたくない」「贅沢はよくない」と考えて、過剰な節約に走ることがある。結果、安物買いの銭失いをして、お金を無駄にしてしまう。節約も大事だけれど、贅沢も大事。使っていいお金かどうかの軸をしっかり持ってさえいれば、贅沢をした方が生活の満足度は上がる。

例えば、「お金がないから旅行なんてできない」と言いながらも、週末になると家族総出で大型モールへ向かい、散財して1日数万円が消えていく。これは満足度の低いファミリーの典型的な行動。一方で、そうした小さな発散よりも、公園などの無料スポットで楽しみ、貯めたお金でテーマパークや海外に行くという家族もいる。


②収入の高さと満足度の高さは別モノ


1067世帯大調査(インターネット調査:2021年1月16日〜20日)によると、生活の満足度を決めるのは、年収の多寡ではなく、「お金を自分コントロールしている感覚」だという。「お金を持つほど幸福になれる」誰もが信じる法則だけれど、世間的に低収入を思われていても、現状に満足している人はいる。年収300万円くらいだと、他社と比較しない。4人に1人は、現状のお金に満足。

楽しい生活を送りたいのであれば、「他人との比較」をやめる。「収入が少ないから自分はダメだ」というネガティブな考えを捨てること。「やりくりをして貯めたお金で、小さい目標でも達成できたことが嬉しい」という経験を繰り返せば、年収が少なくても幸せに過ごせる。


③年収500万円以上でも満足度が低い人の特徴


年収500万円を超えると、ワンランク上の生活の話を見聞する機会が増える。そうなると、向上心が強い人は、上には上がいるという現実を目の当たりにして、自分が否定された気分になる。十分稼いでいるのに、満足感が低減する。

+1:日頃お金に追われず貯金できている人の特徴

固定費が少ない傾向にある。特に住居費を抑えているケースが多い。


❷[エピソード] 年収が落ち込んだら、、老後の訓練


お金を貯める目標を立ててからは、テレビを消して、お金に関して勉強するインプットの時間や、手を動かして何かをつくる実用的な時間が増えてきました。(ファイナンシャルプランナー丸山さんのお話)生活にメリハリが生まれると、ちょっとした時間も有意義に過ごすようになり、生産性が上がります。かつては、お金をいっぱい貯めること、何かをたくさん所有することが幸せな時代でした。これから、その価値観はだんだん変わっていくでしょう。

「今まではいい暮らしをしていたのに、あれもできないこれもできない」ではなく、「自炊の機会が増えて、家族と過ごす時間が増えた。」など、良い点に目を向けて、今の生活を楽しもう。これが、老後の訓練になる。

❸[今日からのアクション]

自分の幸せにフォーカスしたお金の使い方をする。

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